雨の記号(rain symbol)

チョロンとハヨン(Apink)








チョロンとハヨン(Apink)
Choron and Hayoung (Apink)



 昨年後期、体調不良を起こして以降、好きなドラマや音楽の視聴を半減させてしまっている。
 今年に入り健康は回復基調だが、昨日は深夜までユーチューブに長居した。視聴意欲がだいぶ戻ってきたようである。
 休日の今日、朝から”いとしのソヨン”の続き以下、ドラマをまとめ見できた。
 疲れて午後は昼寝した。短い時間だがよく眠れた。




 夕食の後、ずっとApinkのバラエティ動画を見て楽しんだ。レッスンを積んでいるから音楽やダンスの話題になるとメンバーそれぞれ実力の片鱗を覗かせてくれて嬉しい。
 各メンバーが何オクターブの声が出せるかを競うコーナーがあった。この争いはメインボーカルを務めるウンジの勝利で落ち着くだろうと見ていたら、意外な結果が待ち受けていた。
 ボイストレーニングはみんなしっかりやっているようだ。
 ドレミファソラシドで音域を各人バトンして上げていくのだがハイレベルだった。全員が相当高い音域まで声を出していた。最後の争いまでくるとツンザキ声の戦いになり、MCを務める男子が両手で耳をふさぐほどだった。
 脱落はボミからナウン。ハヨン、ナムジュと続き、最後はチョロンとウンジの戦いだったが、これが凄まじかった。二人は張り裂けそうな声を連発しあった。チョロンの奮闘に驚いたMCが「メインボーカルもやれるんじゃないの?」と話を向けるほどだった。
 そんなチョロンにまだ張り合えるウンジが一位の座を譲って落着した。



 ただ、ボミのギター弾き語りコーナーはひどかった。ギター演奏だけでなく歌声までひどかったから、話の楽しさよりお笑いを取るためのシナリオが仕込まれてあったらしい。メンバーでそんなずっこけ役をこなし違和感もなさそうなのはボミだから致し方ない。その代わりに彼女は愉快なダンスを披露してくれた。




 愉快な話題もひとつ飛び出した。
 メンバーのひとりハヨンは自身を文学少女としている。
 で、メンバー間の質問コーナーがあり、ハヨンは他メンバーに”最近読んで感動した本は?”の質問を繰り出した。
 みんな忙しくて本など読んでる時間はないようだ。笑い声の中、話はうやむやで次に進んだが、ハヨンは別のメンバーにも同じ質問をぶつけた。するとメンバーらは胡散臭そうな目をハヨンに集中した。
「本を読んで感動したって、ハヨンはいつも同じ本を読んでるんじゃないの? 二年間、そばに置いてる本は変わらないわよ」
「そうだ、そうだ」
 ハヨンは”少しずつ読んでるから”と笑って弁解したが説得力はなかった。
 それだけハヨンは学校とApinkの仕事に追われ、本を読むヒマさえないってことなのであろう。
 


 自分だって読書に励んでいた頃、持ちまわっていた本の読書がさっぱり進まなかったことがあった。
 だから手元の本を”少しずつ読んでる”というハヨンの言葉を自分は信じることができる。


 それにしても韓国でのApinkのステージ、男子の野太い声援が圧倒的だ。女子の多い日本の声援風景とだいぶ異なるようだ。



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