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このドラマを25話まで見てきた。
先日、ヤン・ミギョンのハン尚宮みたいな役どころと子役の可愛らしさでこのドラマは「チャングム」のような雰囲気を感じると書いた。
偶然に雰囲気が似てるというより、制作陣はそのへんを意識していたんじゃないだろうか、と。
25話まで視聴を続けてきて、イ・ユリ演じるヨン・ミンジョンからそのへんを強く感じるようになった。
チャングムは曲がったことの嫌いな母親のもとで育った。母親の親友だったハン尚宮の内弟子となり、正義感の強い女性に育つ。
そのため目標に向かう際、しばしば危機に見舞われる。正しさを守って進もうとしたからだ。
しかし、再々の危機に見舞われながらも、両親の命を奪った者への復讐心と持ち前の機知でチャングムは苦難を乗り越えていく。
このドラマでのヨン・ミンジョンはそうではない。チャングムの正義感とは逆の感性と嘘(不実)で自分に降りかかる苦難を次々と乗り越えていく。そのためには周囲の状況も人も利用できるものはすべて利用する。
子役からして少し年上で、子供の頃は主役の子より器量が可愛いところや、頭の賢さが主役よりは少し劣るところまでチャングム」の話とよく似ている。グミョンとチャングムみたいにだ。
子供の頃からお金持ちへの憧れが強く、自分より境遇のひどかったボリへの見下げた態度などから、この子が将来ボリのライバルになっていくのは予想できたし、その通り展開もしていく。
で、主人公のボリに対し、母娘でつるんでどのくらい悪さを働いてくれるのかと期待もしたわけだった。主人公が引き立つためには敵役がある程度頑張ってくれないと話は盛り上がらない。さて、どのくらいのいたずらや仕掛けが登場してくるのか、と。
そしたら、回を追うにしたがって”驚き桃の木”の展開である。
ピンチに陥るのは主人公のボリだけでなく、ミンジョンの方もではないか。ミンジョンの仕掛ける悪さは発覚もすれば流れによって危機も招く。そんな流れが繰り返されるうち、主人公がボリなのかミンジョンなのか、見ていて次第に混乱を覚えるようになってきた。
主人公のボリだけでなくミンジョンにも憎しみだけではない感情移入が働くようになってるわけだ。
録画分の25話を見終え、明後日の5話分が心待ちの状態だが、何か、今のところボリは心優しさで少しは目立つものの、主役の座はミンジョンにすっかりゆずってしまっている感じなのだ。
今は全52話の真ん中あたりを進んでいるが、ミンジョンの機知にくらべたらボリの機知はほんの少ししか発揮されていない。
そろそろ胸のすくような活躍を見せてくれないと、ミンジョンによる裏チャングムの話になってしまいかねない。
ラストが迫りミンジョンの悪事があばかれた際、韓国中の茶の間が沸きかえったとのことだが、まさか、こんな調子が最後まで続くんじゃあるまいな…?
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