IZ*ONE解散後のメンバーらについて
About the members after IZ*ONE disbanded
★4月29日に活動終了を控えた「IZ*ONE(アイズワン)」。メンバーの解散後に関心が集まる中、「解散翌日から既存ガールズグループに合流してすぐに活動できるメンバーもいる」と報じられています。
スターニュースは24日「各事務所は解散後を準備中」とし、「既存ガールズグループに合流するメンバー(達)もいる。大げさに言えば、4月30日から合流してすぐに活動できるメンバーもいる」と伝えました。それほど準備が整っているといいいます。
また、「(各事務所が)広告業界のラブコールに積極的に対応し始め『プラン』を組み始めた。所属事務所が準備中の新しいガールズグループへの合流を考慮するところも数か所あり、演技者活動に対する意志を表しているところもあるようだ」とも伝えています。
BTSとBlackPinkがスーパーアイドル化してワールドステージに進出した結果、K-POPの裾野は大きく広がった。後に続く人気グループの領分も広がりを持った。
自分の領分が広がれば人はそれだけ思い切ったことが出来る。K-POPもその状況となってさらに活気づいている。
BTSとBlackPinkのもたらした影響は、K-POPの枠のみならずドラマや映画へも流れ出ていった。
K-POPと韓流ドラマ・映画の補完関係はチャン・グンソク主演の「イケメン(美男)ですね」によって、くっきりした形で表出してきた。
2010年のグループ音楽としてのK-POPブームの発端はそこから派生してきたと言える面もある。
その流れに素早く呼応したのはSMのファミリーコンサートだった。SMが一団を率いて行ったワールドツアーは、今から見れば8000人から1万人規模の小ぶりなコンサートに過ぎなかった。
だが、世界のK-POPファンにもたらした影響は計り知れないほど大きかった。
K-POPのステージに直に触れたファンらはするうち10人、20人とSNSで声を掛け合って集まりフラッシュモブを行いだした。それは世界隅々へと伝わり広がっていった。
パリのSMコンサートを見にやってきた北欧のK-POPファンは、K-POPステージに触れて感激し、「家に帰れば韓国ドラマが待っている。我が家は韓流づくしだ」と興奮して語っていた。
韓国ドラマ「イケメン(美男)ですね」から飛び出してきたグループ音楽は、BTSやBlackPinkなどのワールドスターを輩出するに至り、今度は彼らの音楽が、韓国映画「パラサイト」や韓国ドラマ「愛の不時着」に光が当たりやすくしたと言えるのだ。
ネットフリックスが韓国映画や韓国ドラマを集中的に配信しているのも人気の流れが出来上がっているからだろう。
こういう背景をじっくり考えてみると、IZONEの解散はメンバーらにとって悪いことばかりでないとも言えそうだ。
K-POPガールズのトップ3(少なくともトップ4)を形成したIZONEのメンバーは、解散してもメンバーそれぞれが超売れっ子であることに変わりはない。
メンバーそれぞれが衣替えして第四世代のガールズの一員として、人気を背負ってやっていける可能性は高いのだ。
ここではチェウォン、ウンビ、イェナの名が挙がっている。3人が合流する先のガールズは、まだトップにいけない人気にある。だが、3人の合流によってイメージを刷新して一気に人気を上げていく可能性は高い。
ここには名の出ていないメンバー、たとえばウォニョン、ユジンほか全員が新しい装いでブレイクしていく可能性は高そうである。
K-POPの裾野はここ3年くらいでものすごく広がっているので、このメンバーたちが分散してIZONEのユニット的な活躍をまた見せて来るのも十分ありえる話だ。それを見てみたいものである。
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