雨の記号(rain symbol)

韓ドラ＆KーPOPドッキング元年

2016-03-23 21:56:25

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「太陽の末裔」　米国でも大人気

　韓国で視聴率30%に迫る勢いを見せているドラマ「太陽の末裔（まつえい）」（原題）が米国でも人気を呼んでいる。

　ストリーミング動画コンテンツを配信する米Vikiは23日、同ドラマを4週間、米国地域で独占配信した結果、全世界の最新作50作のうち、視聴回数1位を記録したと発表した。
　月間4000万人が利用するVikiは世界20カ国・地域の数百作のドラマを配信しており、Vikiで配信されるコンテンツには利用者が自発的に字幕を付ける。同ドラマは8話まで公開された現在、32言語の字幕が付けられている。

　特に同ドラマはVikiが初めて導入した有料専用コンテンツとして成功したことでも意味がある。Viki側は「有料のみで配信する初めての事例で、どのような反応があるか気になったが、ほかの無料コンテンツを圧倒する反応だ」とした上で、「会社の方針で正確な利用者数は公開できないが、初めて試みた有料専用サービスにもかかわらず、反応が良い。無料に転換すればさらに利用者が増えるものとみられる」と説明した。　（エンタメニュースより）

　見られる環境にないから語れもしないドラマであっても気になってならない。
　飯の次に好きな韓ドラファンなら韓国ドラマのよさを知り尽くしている。
　視聴率は韓国で回を追うごとに上昇してすでに30パーセント、お隣の中国始め周辺国からも絶賛の声が聞こえてくるとなれば、”それならすぐにも見たい”感情を揺さぶられてくるのも致し方ないだろう。
　この人気はアジアだけに留まっていない。
　アメリカでも人気を呼んでいるという。
　つまりは世界中の韓ドラファンが「太陽の末裔（まつえい）」に沸き立っていると言っても過言ではないのだ。

　オバマ大統領が80数年ぶりにキューバを訪問するらしい。この国も開放政策に舵を切ろうとしているが、ここにもK-POPと二人三脚で韓国ドラマが進出している。そして静かに着実に異変を起こそうとしている。それまでこの地で人気があったのは、ブラジル、コロンピア、メキシコなどからやってくるメロドラマだったらしい。しかし、ここに割り込んだ韓国ドラマは徐々にそれらのコンテンツを押しのけだし、今や韓国ドラマが半分を占めるに至っているという。
　この地はまだネットでなくUSBが主流媒体なので今のところ「太陽の末裔（まつえい）」は出番もなさそうだが、アメリカがこのドラマで沸けばキューバに入っていくのも時間の問題であろう。

　アジアではすでに打てば響く反応ぶりを見せている。
　放送が始まってそんなに経っていないのに、タイのブラユット首相は忙しい時間を割いてこのドラマ「太陽の末裔（まつえい）」を楽しんでいるようである。
　ブラユット首相は自国民に向けて次のようなコメントを出している。

「このドラマでは、主人公の愛国心、自己犠牲、命令への忠誠に感心させられた。このドラマをぜひタイの国民に見てほしい。もしこのようなドラマをタイ人で作りたいという人がいれば、政府は支援するだろう。お互いに愛せるような国にしたいからだ」

　「太陽の末裔（まつえい）」はクーデターで政権をとったブラユット首相の語るようなテーマで制作されたとはとても思えない。だが、そんな引っ張り出し方も出来るドラマとなっているのかもしれない。

　一方、中国では主人公を演じるソン・ジュンギに胸キュンする女性が続出してるため、中国政府が国民に向けてイエローカードをだす有様だとか…。

　「太陽の末裔（まつえい）」は大衆レベルにとどまらず、政府高官レベルの人たちの心まで揺さぶっているようである。

　「太陽の末裔（まつえい）」の反響はどことなく「冬ソナ」が日本にやってきた時を思わせる。その雰囲気が日本でなく世界で起きようとしているかに感じられる。

　韓ドラブームの先駆けとなった「冬ソナ」は2000～2002年頃だった。韓ドラからK-POPへの転換点のドラマ「美男（イケメン）ですね」は2007年頃だった。KARAと少女時代がK-POPブームを先導し形成したのは2010～2013年頃だった。そして2014～2015年は両方が底をついた時期だった。底をついてそれらのかたまりは小さかったが、かたまり自体は強い光を放っていた。根強いファンが両方を支えていたからだ。
　ずっと前はひと昔を10年単位で区切っていたが、今は7年くらいで区切るらしい。
　すると韓流も7年くらいで装いを変えてきてるのが見て取れる。「冬ソナ」の韓流ドラマで七年、K-POPが加わって8年、そして今、2016年が進みだしている。

　
　今年のK-POPは2010年時のKARA、少女時代の登場を思わせるほどにガールズグループの元気さが目立つ。

　
　ドラマも音楽もやけに調子よくスタートを切っている。韓流ブームの草分け的存在のソン・へギョとガールズグループの若々しさが象徴的だ。そこで「太陽の末裔（まつえい）」人気とK-POPガールズ人気をドッキングさせて、今年を「韓ドラ＆KーPOPドッキング元年」と洒落てみよう～。

　

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『太陽の末裔』気になる撮影地、ソン・ジュンギ＆ソン・ヘギョのデート場所は？

　KBS第2のドラマ『太陽の末裔』がシンドロームを巻き起こしている中、ドラマ撮影地に対する関心も高まっている。
　KBS第2『演芸街中継』では『太陽の末裔』に関する様々な疑問に答えるコーナーが準備された。特に、この日の放送では美しい風景と実感のある背景でドラマの人気くらいに関心を集めている撮影地に関して紹介され、視聴者の関心を集めた。放送によると、主なストーリーが展開する“ウルク”という国は仮想の国家。実際の国家名を使った場合、国際的紛争を起こす恐れがあったため仮想の国を想定したという。
　また、ドラマでソン・ジュンギとソン・ヘギョがデートを楽しんだ浜辺はギリシャ・ザキントス島のナヴァイオ海岸。ここは世界10大ビーチで、死ぬ前に必ず行ってみなければならない名所として数えられるほど美しい景観を誇っている。ナヴァイオ海岸のもう一つの見どころは、ビーチ中央に佇む1980年にギリシャ海軍に追い回され座礁したタバコ密輸船。
　ウルクに派兵されたモウル中隊と医療奉仕団の元に設置されたメディキューブは、江原道太白に位置する廃鉱にオープンセット場を設置して撮影した。この他にも京畿道安城セット場、忠北大学病院など様々な場所で撮影された。