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ガールズグループWANNA.B「新人グループ、定石の少女時代のようであるべき?」
新人ガールズグループのデビューに定石がある。みずみずしくさわやかな“清純ドル”が大多数であり、たまに露出を前面に押し出した“セクシードル”もいる。ガールズグループWANNA.Bは、違う路線を歩んでいる。パワフルで節度にあふれたパフォーマンスと、美しいという言葉よりカッコいいという嘆息がまず出る。
今年の夏、あふれる多くのガールズグループの中で、WANNA.Bが収めた成果は明らかにあった。今まさにデビューしたチームなので、音源の成績もチームの認知度も普通のガールズグループと比べるのは難しい。しかし似たようなコンセプトのトップクラスのガールズグループを追うより、自分たちの魅力を確かに追求した。まだ道は遠いが、とても印象的な第一歩を踏み出した。
ガールズグループには不文律のような「デビューの定石」がある。少女時代やA-Pinkのように清純とラブリーを前面に押し出したガールズグループが、相対的にファン層を攻略しやすいというものだ。しかしWANNA.Bには「第2の少女時代」ではなく「女INFINITE」というニックネームがつけられるほど、新人ガールズグループの一般的なデビューの公式とは遠い。
メンバーのウンスは、「可愛いガールズグループはたくさん見てきた。ステージでの姿を見ると、上手だという印象を受ける。あのようなさわやかさを新人として持つことができれば、という羨ましさもある」としながら、「少女のようなイメージや清純な印象も良いけれど、『Attention』はカッコいいという感じがあった。私たちが一番得意な舞台を見せることが、正しいことと考えた」と、話した。
アミは、「ガールズグループGFRIENDやLovelyzなどが、清純な明るさをよく見せている。WANNA.BはWANNA.Bだけが見せることができる堂々として確固とした魅力を表現することができると思う。ガールズグループが、カッコよさを見せることができると良いと思った」と話した。
(K-POPニュースより)
一昨日の夜、ネットサーフィンやっていて、突然、パソコンの不調に見舞われた。モニタ画面に乱れが出てきたのだ。画面の下半分を乱す横線が、ビビッ、ビビッとかかるようになってきた。
以前から時々、そんな症状を見せていたので気にしないでネットサーフィンを続けていたら、それは頻繁になり、画面を縮め映したような線が幾層も現れた。するうち黒い粒を秩序よく並べた薄いベールみたいなもので下半分が覆われてしまった。
スワーッ、ウイルスにやられたのか? それとも何かの不具合か?
僕は混乱した。
ツールバーは画面下にあるのでこれではマウス操作ができない。パソコン操作は思うにならない。
何とか苦労してツールバーを横向きにし、セキュリティソフトを起動させた。
ソフトは”コンピューターは保護されていない可能性がある”と警告を出している。
「…?」
パソコンを使い始める時、たいていクイックスキャンをかけるし、この日もパソコンを立ち上げた時、たしかスキャンをかけて使い始めた。それが今は警告?
ガールズグループの音楽を視聴し、関連の情報収集をやってブログなど書き始めるのはいつもの習慣だった。ネットサーフィンやってても今までは何ともなかったのだ。
どこか寄った場所にウイルスが仕込まれていたのか?
やむなくセキュリティソフトでフルスキャンをかけた。一時間半くらい待たねばならないのはつらいことだが致し方ない。
ケーブルテレビで将棋番組を見ながらスキャンが終わるのを待った。時々、腰をあげてスキャンの途中経過を見た。だが、スキャンが8割方過ぎても警告ランプは点ったままである。
いやな予感を覚えていたら果たしてその通りになった。
スキャンは終わって警告ランプは消えた。”脅威は検出されませんでした”とのメッセージも出された。だが、粒々を全面に散らされた黒っぽいベールはモニタの下半分を覆ったままだったからだ。
つまり、フルスキャンも空振りに終わった。状況は暗転のままである。
しかし、諦めるわけにはいかない。この状態ではパソコンを思うように使えない。ブログを書くのも無理だ。視野の狭いストレスのかかった画面を見つめながらブログなどとても書けるもんじゃない。だが、毎日をモットーに書き続けているブログをこんなことで中座するわけにいかない。
というわけでよく知りもしないパソコンの修理にとりかかったのが悲劇の始まりだった。
パソコンはシンプルな命令の集積。
モニタ画面の半分を覆っているベールもパソコンの中枢に食いつき、そこから擬態で命令を出してきているに違いない。それさえ無効にすればいいはずだ。
まさに素人の生兵法である。
ここから先は恥ずかしくてとても書けないくらいだ。最初は少し不自由だったが、何とかパソコンらしさを保っていた。
しかし、最後は何のいうことも聞かない愚物と化してしまった。インターネットは途中でつながらなくなり、修復をかけても何か動いている気配は伝わってくるものの次がない。それでも開いたページを閉じていられるうちはまだよかった。パソコンはどんどんいうことを聞かなくなり、開いたページもどんどん増える一方になった。開いたページは閉じられなくなり、ついにはマウスでシャットダウンもできなくなった。
気がつくと深夜だった。
睡眠を3時間ほど取ってまたパソコンの修復に取りかかった。
パンと牛乳を飲食しながら必死にあれこれいじり回したら、モニタの半分を牛耳っていたベールを何とか4分の1状態には回復できた。これなら不自由でもブログは書いてアップできる。
小さい画面でユーチューブの動画も見れる。
このブログは”Hallyu Dream Concert 141012”を見ながら書いている。KARAのハラとSISTARのダソムがMCを務めているステージだ。
ついででガールズグループの他のステージも視聴してまわった。以下は(★Show Music core 2015 7月18日)に放送されたものだ。漠然とではあるがアクセス数からグループ今夏の活躍指数も伝わってくるようだ。
少女時代 (2015 7月18日)1,234,150
apink (2015 7月18日)1,162,133
AOA (2015 7月18日)406,837
GIRL'S DAY (2015 7月18日)307,888
SISTAR (2015 7月18日)264,004
★一週間後の参照データー
7月23日、M COUNTDOWN より
apink 251,157
少女時代 235,839
GFriend 160,566
Goo Hara 31,321
MINX 3,128
WANNA.B(7月22日 Show Champion)3,212
あくまで数字に過ぎないがWANNA.Bは苦しい戦いをスタートさせている。
ガールズアイドルが清純さ、可愛さを捨て、コンセプトを男子と同等にして”カッコよさ”を求めていくのは困難な道である。いや、無謀に近い。
むろん、そういうコンセプトや戦略を否定しないが、女子は大人への過程で子を産み、子供たちと向き合う役割を担う。可愛さや純朴さを脱ぎ捨てて大人に突き進むにはだいぶ無理がある。過剰のセクシーや清純・可愛さは脱ぎ捨ててもよいが、少しくらいは生涯保っていた方がいいだろう。それが女子という生き物。いろいろあってこそエンターテインメント…べき論などやるべきじゃなかろうが、せいぜい希釈する程度に留めるべきだでなかろうか。
その点、男子には大人への一本道しか用意していない。男子にとって”親離れしてない”のは”愚”の何ものでもない。常に親を超えるのを要求されるのだ。
しかし、女子は子供から大人まで多様の位置に存在しなければならない。時に子供であり大人であったりしなければならない。
男子たちに恋の感情を芽生えさせ、女子たちに年頃の清純さや可愛さを教えられないガールズアイドルなど自分には考えられないものである…。
子供を生みあげ育て上げ、再登場でその”コンセプト”なら大いに愉快ではあるが…。
WANNA.BにはAOAのようにセクシーと可愛さを上手に操りながら、男子に見られる7”カッコよさ”よりはガールズグループのスマートさを追及していってほしいと願う。
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