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一昨日届いたアニメ「ブラックラグーン」第三期(全5巻)のOVA(BD)の第1巻をようやく見た。第一期、第二期(各・全6巻12話)と違って、今回は、地上波(深夜帯)での放送なしのOVA。
正直言って、出来栄えが心配だったのね。クオリティが落ちるんじゃないかと。
<復讐を誓うロベルタ>
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加えて、今回は、一度登場したメイド“ロベルタ”が、主人の敵討のために魔都・ロアナプラへと再び姿を現す。その復讐劇だけをクローズアップするダークな内容に加えて、主人公“ロック”が、かなりヤバい方向に立ち位置を変えていくって内容だからね。
相当アニメ化は難しいんじゃないかって思ってたんだ。
<ロックとレヴィが話し込むオリジナルシーン>
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見た感想?いや、良く出来てると思うよ。基本は原作に忠実だけど、オリジナルなエピソードが加わってて、ロックが、万引きする子どもに寛容だったりする反面、仕事では、目の前で人が殺されても顔色一つ変えないとかね。
ただ、原作の細かい設定を省略して分かりやすいアニメにしてる分、セリフ回しの良さが、失われてるところは感じるよね。
<レヴィの表情は良い>
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ま、原作抜きでOVAだけを見るんだったら、文句はないけど。あぁ、冒頭にベトナム戦争時のキャクストンのエピソードを入れてるのは、結構良い味出してるよ。
あと、ファビオラとコロンビアのカルテルとの銃撃戦で半壊(全壊?)して、廃墟と化したイエローフラッグにロベルタがやってくるというとことは時系列が違うね。
<コロンビア・カルテルと銃撃戦を演じるファビオラ>
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まぁ、大変なのは、ここから。キャクストンが所属するNSAを快く思わない暴力教会のシスター“エダ”(CIAの工作員)の関係。キャクストンとの戦いを望むロシア・マフィア<ホテルモスクワ>率いるバラライカ、町の存続を第一に工作をする香港マフィアのボス・張。
それぞれの思惑が交錯するドラマをどうアニメ化するか、期待と不安、半々ってとこだね。
<キーマンになる三合会(トライアド)のボス・張>
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作品の出来栄えは、別として一つ言いたいのは、7分半の特典映像が付いてると言っても、30分のOVAで8400円というのは、ブルーレイでオリジナルサウンドトラック(9曲収録)付き限定版と言っても正直かなり高い。
まぁ、メジャーなテレビ作品と比較するのは、酷だよ。コアなファンが多いとは言っても、正直言ってマイナーなアニメだからさ。
でも比較しちゃあいけないけど、「涼宮ハルヒの憂鬱 ブルーレイ コンプリート BOX」なんて、全28話収録で、アマゾン価格29、258円だもんなぁ。
もうちょっと何とかならなかったかなぁ・・・って思っちゃうよね。
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