昨日触れた「おおかみこどもの雨と雪」を長野グランドシネマズに観に行った。10:20からの一番早いヤツ。話題作ということもあって、平日だけど、4つのシアターで、計7回の上映だ。
土日はもっとスケジュールがタイトなのだが、さすがに平日の上映回数は少なめ。それでも、思った以上の行列が出来ている。先週の金曜ロードSHOW!での同じ細田監督の「サマーウォーズ」の視聴率が14%台とまずまず。
日テレの宣伝効果もあるんだろう。何だかんだ言いつつ、地上波の訴求力ってあるんだなー。
さて、順番待ちもあったし、フードコーナーも行列が出来てた。今までだったら、ビールってとこなんだが、休刊日の関係もあるし、ホットドックとコカコーラ・ゼロで済ませて、シアターへ。
原作は読んだ。前評判も知ってる。そういう点では、かなり事前のリサーチをして臨んだんだけど・・・一口で言えば、最近観た映画の中では群を抜く出来栄え。
百年以上も前に絶滅したニホンオオカミの末裔であり、人とおおかみの血を受け継ぐ最後の存在であるおおかみおとこ。
その彼と恋に落ちた19歳の大学生・花。ふたりの間に雨と雪という二人の子どもが生まれる。
ここまでの設定は完全にファンタジーだ。けど、ここからが違う。下の子の雪が生まれて間もなく死んでしまう。残された花と雨と雪・・・。
おおかみこどもであることが知られてしまったら、人間社会では生きていけない。3人はアパートを引き払い、厳しくも豊かな自然に囲まれた田舎町へ移り住むことになる。
PVでは、田舎暮らしで生き生きと仲良く暮らす3人の姿が映し出される。自然賛歌?エコ?
そうじゃない。いくら人里離れた田舎町でも人との接点をなくして生きていくことが出来ない。子どもたちは大きくなる。学校に行かなくてはいけない。でも、おおかみこどもであるということを知られるわけにはいかない・・・。
人間かおおかみかどちらの生き方も出来るようにと選んだ田舎暮らし。
雨と雪は、成長していく中で、それぞれが別の道を選択しようとする。その時、花は
導入はファンタジーだけれども、映画そのものは13年に渡る3人の成長物語。
2時間があっという間に過ぎてしまい、エンドロール。ストーリーはシンプルだし、その中にアニメでしか見せられない様々な動きや映像美がぎっしりと詰め込まれていて、圧倒された。
雨と雪の声優も幼年期と成長してからで変わっているし、それが自然に受け入れられるように演出が凝らされている。これは本当に凄いわ。アニメって枠じゃなく世間一般への訴求力を持つ作品だと思うよ。
個人的には五つ星。これ、日テレの地上波でOAすれば化けるよ、間違いなく。
・休肝日(2)
★7月23日現在の処分数(285/300)
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