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映画の話の続きと片付けなど

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 前の記事で長々と映画「祝の島」の感想を書いた。原発に反対する祝島を描いた一般的にはマイナーな作品だったけど面白かったねsmile。島っていうと、どうしても何度も言った日間賀島と重ね合わせちゃうんだけど、祝島は典型的な瀬戸内の離島。民宿も2件しかないから、観光で売ってる日間賀島とは全然違うyellow21

 観光案内でも、島でホテルのようなサービスは期待できないってはっきり書いてある。本当に何にもないところなのだyellow26

 映画については、ほぼ絶賛で書いたけど、引っかかるところがなくはなかった。上関町は、祝島と原発を建設する長島、そして本州に繋がる室津半島にまたがっている。



 そして祝島を除く他の漁協はすべて賛成に回り、上関町自体は、賛成派が圧倒的に多い。9割が反対に回ってる祝島も、運動の進め方で島民に亀裂が入って、友人親戚兄弟親子に至るまで、人間関係が壊されてるhekomi

 その辺のところは、「祝の島」には、島民の証言として描かれてるけど、“ミツバチ”にはない。希望を描く手法としては、“ミツバチ”は優れてるけど、リアリティという面だったら、「祝の島」に軍配が上がるyellow27

 で、リアルなだけに余計に現実の厳しさが突き付けられる。小学校の生徒はたった3人。50代ですら、若手という過疎の島。持久戦になった勝ち目はあるのか。



 むろん、原発を容認して、経済的に潤っても、その状況が変わるとも思えない。みんな好ましい人たちなんだけどね・・・29年間反対し続けても、状況は好転しない。今はこんなご時世だから、小康状態だけど、のど元過ぎれば。て考えちゃうねー。

 いや、考えてたんだよ、そんなことを映画館でビールbeerをちびちびやりながらbe

 でも、良いなとも思う。厳しい自然に囲まれながらも、隣近所で、毎日みんな集まってさ。お茶飲みながら、テレビ眺めて、こたつで丸くなって、途中で寝たりして、みんなで年越し。自分が土に帰るのも自然に受け止められるっていうかさ。

 あーゆー老後っていいね。今から死ぬこと考えてどうする?って話でもあるけどobake

 そうそうあの家のテレビ絶対アナログだよね、地デジ化したんかね・・・。



 ってまぁ、映画を観て、旧宅の解体関係の片づけを少々。ま、コミックとかの片づけは、今日でなくても良いや。それは資源ゴミで出すから、引き続きやるよ。

 そうそう、片づけが進まなかったのは、パソコンの不具合がまた出たからさ。立ち上がらない、ネットワークが寸断されて、メッセンジャーが完全に使えなくなった。突然切れる。日付が狂うから、それの矯正とかね。そんなことやってたら、時間がなくなっちゃってさ。

 相撲だけチョイ観た。稀勢の里はさすがガチンコ力士だけあるよ。日馬富士の全勝優勝を止めるんだから。相撲も、かなり不入りだったそうだけど、財団法人取得してガチガチのスポーツにするなんて無理なんだから、返上しちゃえばいいと思う

 法人格はともかく、興業は、面白いかどうかが全てなんだから。

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コメント一覧

haikyotansaku
http://black.ap.teacup.com/niwatori/
確信ってのとは、ちょっと違うね。映画が広く受け入れられてるのが、事故がきっかけになってることに忸怩たる思いがあるっていうのが、作り手の感覚。

事故抜きで、自分たちのメッセージが伝わってほしいって思ってる。反原発運動も人によるけど、そこまで傲慢じゃない。

で、原発の問題は、反対し続けても、過疎の問題は避けて通れない。福島だって、双葉地区は、“福島のチベット”って言われるくらい何にもなく貧しい地域だった。

それで歪んだ形であったにせよ、地域は潤った。だけど今回の事故で過疎地域から、若者がどんどん出て行って、もっと酷い状況になってる。難しいよ。
non
http://blog.livedoor.jp/nongino/
「祝の島」ねぇ…。
聞いた事なかったな。
そんな島があったんだね。
今回の原発問題で、やっぱり反対していた事が間違ってなかったっていう確信を得たんだろうか。
でもやっぱり過疎の問題があるね。
今後の行方が気になるね。
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