前の記事で長々と映画「祝の島」の感想を書いた。原発に反対する祝島を描いた一般的にはマイナーな作品だったけど面白かったね。島っていうと、どうしても何度も言った日間賀島と重ね合わせちゃうんだけど、祝島は典型的な瀬戸内の離島。民宿も2件しかないから、観光で売ってる日間賀島とは全然違う。
観光案内でも、島でホテルのようなサービスは期待できないってはっきり書いてある。本当に何にもないところなのだ。
映画については、ほぼ絶賛で書いたけど、引っかかるところがなくはなかった。上関町は、祝島と原発を建設する長島、そして本州に繋がる室津半島にまたがっている。
そして祝島を除く他の漁協はすべて賛成に回り、上関町自体は、賛成派が圧倒的に多い。9割が反対に回ってる祝島も、運動の進め方で島民に亀裂が入って、友人親戚兄弟親子に至るまで、人間関係が壊されてる。
その辺のところは、「祝の島」には、島民の証言として描かれてるけど、“ミツバチ”にはない。希望を描く手法としては、“ミツバチ”は優れてるけど、リアリティという面だったら、「祝の島」に軍配が上がる。
で、リアルなだけに余計に現実の厳しさが突き付けられる。小学校の生徒はたった3人。50代ですら、若手という過疎の島。持久戦になった勝ち目はあるのか。
むろん、原発を容認して、経済的に潤っても、その状況が変わるとも思えない。みんな好ましい人たちなんだけどね・・・29年間反対し続けても、状況は好転しない。今はこんなご時世だから、小康状態だけど、のど元過ぎれば。て考えちゃうねー。
いや、考えてたんだよ、そんなことを映画館でビールをちびちびやりながら。
でも、良いなとも思う。厳しい自然に囲まれながらも、隣近所で、毎日みんな集まってさ。お茶飲みながら、テレビ眺めて、こたつで丸くなって、途中で寝たりして、みんなで年越し。自分が土に帰るのも自然に受け止められるっていうかさ。
あーゆー老後っていいね。今から死ぬこと考えてどうする?って話でもあるけど。
そうそうあの家のテレビ絶対アナログだよね、地デジ化したんかね・・・。
ってまぁ、映画を観て、旧宅の解体関係の片づけを少々。ま、コミックとかの片づけは、今日でなくても良いや。それは資源ゴミで出すから、引き続きやるよ。
そうそう、片づけが進まなかったのは、パソコンの不具合がまた出たからさ。立ち上がらない、ネットワークが寸断されて、メッセンジャーが完全に使えなくなった。突然切れる。日付が狂うから、それの矯正とかね。そんなことやってたら、時間がなくなっちゃってさ。
相撲だけチョイ観た。稀勢の里はさすがガチンコ力士だけあるよ。日馬富士の全勝優勝を止めるんだから。相撲も、かなり不入りだったそうだけど、財団法人取得してガチガチのスポーツにするなんて無理なんだから、返上しちゃえばいいと思う。
法人格はともかく、興業は、面白いかどうかが全てなんだから。
コメント一覧
haikyotansaku
non
最新の画像もっと見る
最近の「趣味」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 格闘技(4372)
- 本(296)
- 食の安全(339)
- ノンジャンル(898)
- 政治(95)
- 趣味(133)
- 事件(80)
- 環境問題(76)
- パソコン(50)
- 繧「繝九Γ(0)
- 歴史(45)
- 身辺雑記(5350)
- お仕事(679)
- スポーツ(78)
- ダイエット(7)
- アニメ(132)
- Twitter(739)
- 繝?繧、繧ィ繝?ヨ(0)
- 鬟溘?螳牙?(0)
- 譛ャ(0)
- 繝弱Φ繧ク繝」繝ウ繝ォ(0)
- 謾ソ豐サ(0)
- 雜」蜻ウ(0)
- 莠倶サカ(0)
- 迺ー蠅?撫鬘(0)
- 繝代た繧ウ繝ウ(0)
- 譬シ髣俶橿(0)
- 豁エ蜿イ(0)
- 霄ォ霎コ髮題ィ(0)
- 縺贋サ穂コ(0)
- 繧ケ繝昴?繝(0)
- 日記(0)
- 旅行(0)
- グルメ(0)
バックナンバー
人気記事