日日不穏日記gooブログ版

弱いものがさらに弱いものを叩く

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 今日を以て2008年度は終了。松本センターへの配送応援に行ってたんだけど、選択定年制で職場を去る職員が挨拶、花束を贈られる。同じように篠ノ井センターでも、一人の先輩が職場を去る。

 センターに戻ると、先輩が配った“サントリープレミアム”が机に置いてある。この年になるとさぁ、自分の先輩と言える人も、かなり減ってくる。配送センターだったら、数えるほどしかいないんじゃないかな。

 まぁ、それぞれ理由があって、新しい道に踏み出すんだけど、とにかく言いたいことは、幸あらんことを。それだけだよね。

 明日は、午前中は心療内科、午後は美容室。時間があったら、墓参りってところかな。本当は接骨院へ行って、腰の治療をすれば、心身ともに完全なリフレッシュになるんだけど。



 湯浅誠氏の『反貧困』(岩波新書)を読んでるけど、大分終盤まで来てる。正月のニュースにもなった“年越し派遣村”の村長を務めた氏だけど、派遣村に対する批判もまたあるわけ。“派遣切り”にあった人だけじゃなくて、住人にはホームレスも紛れ込んでいるじゃないかとかね。

 派遣切りには同情するけど、ホームレスは自業自得じゃないかとか、派遣村を支援する人ですらそう言う声があるんだけど、それはどうかな?その辺は、雨宮処凛さんの「内なる差別心。の巻」をお読み頂きたい。

 知って貰いたい、「彼らの多くは「派遣切り」に遭った人たちと変わらない形で野宿生活となっていたからだ。リストラや倒産、そして怪我、病気。しかし、野宿者の人たちは、今回の派遣切りの人たちとは失業した時期が違っただけなのに、完全で「見た目」で差別に晒される」ってことを。

 ついでに赤木智弘氏の記事「ホームレス支援の難しさ」にもリンクを張っとこう。彼の新刊『「当たり前」をひっぱたく』も気になるが・・・

 “弱いものがさらに弱いものを叩く”という連鎖は悲しい。

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コメント一覧

haikyotansaku
働く意欲さえ、喪失してしまうまでに追い込んでしまった上に、差別される。
ホームレスに対するそう言う見方は理不尽だと思います。
天下りの特権は、もっともっと追求されてしかるべきでしょう。まともに働いてるとは到底思えませんから。
もこみち
ホームレスを働く気がないというなら、お役人の天下りは仕事も中途半端で金食い虫でもっとひどいのではないか?そういう強いものには言わないのね・・・
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