作家、ジャーナリストである日垣 隆さんは<間接的>には、僕の職場の先輩にあたる。間接的・・・って書いたのは、僕が長く務めてた生協に、氏がごく短い間勤めてて、退職したのは、僕が就職する前。勤めてたのも後に合併する他の生協だから、まぁ、直接も間接もないんだけど。
とにかく、氏は、僕と同じ長野市に住み、仕事場の東京都行き来してて、奥さんは生協の組合員で、(僕のいた生協の)組合員活動もやってたそうだ。そんなきっかけもあって、日垣さんの本は、ウチにたくさんあるし、いろいろ節約はしてるけど、年会費1万円のメールマガジンは引き続き購読してる。
文体が面白いし、何せ誰にも媚びてないから、タヴーなし。以前の本を読んでても全然色褪せないんだ。
立場的には保守ね。だけど、朝日の天声人語を散々茶化しながら、産経新聞もきっちり叩く。「産経抄」ってコラムを書いてる大御所に、「洗濯機一つ動かせない(生活感のない)ヤツが、偉そうに天下国家を論じるな」って、一刀両断。
どこのコラムか、探したけど、量が多すぎてね、見つからなかったけど、それって凄く印象に残ってる。ネットは保守・・・まぁ右翼でも良いけど、国を憂う言葉で満ち溢れてる。
僕は思うんだけどさ、国を憂う前に、包丁で玉ねぎでも、キャベツでも切ってみてよ、って言いたいのね。
「消費税10%はやむを得ない」、ええ、良いですよ。でも、その前に自分の家計わかってんの?いくら保険で、年金で、食費で・・・家計簿付けたことある?財布の中にいくら入ってる?
それがわかっててモノを言ってるように思えないのよね。麻生さんだっけ?カップめんが300円とか言ったのは。別に食べなくても良いけど、他人にモノの負担を求めるのなら、その人がどういう生活状況になるのかっていう想像力が欲しいんだ。
漢字が読めまいが、料亭で毎日会食しようがそんなの問題じゃない。金持ちは、それ相応に消費してくれれば良いんだから。
</object>
モノを論じるのに、“生活“が抜け落ちてる気がするんだよね。政治家も、国民も。
えー言いたかったのは、 「みんなで包丁を握りましょう」「家計簿付けましょう」・・・それに尽きるんですけどね。
日垣さんが書いた97年のコラムで酒鬼薔薇聖斗事件の犯人を「過去の事件やらマンガからの借用を明らかに楽しんでいるエヴァンゲリオン世代」って見事に言い当ててる。エヴァのパイロットは全員が14歳。犯人もまた。
日垣さんは、コラムの最後をこう締めくくる。
「この哲学的なアニメに共感する内向的かつ爆発的な少年たちのことを、舐めてはいけない」(『敢闘言』P.270)。
コメント一覧
haikyotansaku
みねうちじゃ~
haikyotansaku
しろう
最新の画像もっと見る
最近の「政治」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 格闘技(4372)
- 本(296)
- 食の安全(339)
- ノンジャンル(898)
- 政治(95)
- 趣味(133)
- 事件(80)
- 環境問題(76)
- パソコン(50)
- 繧「繝九Γ(0)
- 歴史(45)
- 身辺雑記(5304)
- お仕事(679)
- スポーツ(78)
- ダイエット(7)
- アニメ(132)
- Twitter(739)
- 繝?繧、繧ィ繝?ヨ(0)
- 鬟溘?螳牙?(0)
- 譛ャ(0)
- 繝弱Φ繧ク繝」繝ウ繝ォ(0)
- 謾ソ豐サ(0)
- 雜」蜻ウ(0)
- 莠倶サカ(0)
- 迺ー蠅?撫鬘(0)
- 繝代た繧ウ繝ウ(0)
- 譬シ髣俶橿(0)
- 豁エ蜿イ(0)
- 霄ォ霎コ髮題ィ(0)
- 縺贋サ穂コ(0)
- 繧ケ繝昴?繝(0)
- 日記(0)
- 旅行(0)
- グルメ(0)
バックナンバー
人気記事