昨日の吉本氏の本を読んだり、上越行ったときに買ってきた斎藤真一氏の「越後瞽女日記」展の図録についつい見入る。斎藤画伯の“瞽女絵”が話題になったのは、もう30年以上前のこと。斎藤氏が亡くなったのは12年前で、その著作や画集は殆どが絶版になってるから、展覧会の図録であっても、斎藤氏の瞽女絵を見ることが出来るのは実に貴重。
静寂と哀しみ。絵心とは無縁でも斎藤氏の世界に惹かれる気持ちは良く分かる。
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組合からは「日本生協連の2010年ビジョン」についての日生協副会長:山下氏の講演や組合側の発言、アウトソーシングに関する報告なんぞ興味深い報告が送られてきて、すぐ目を通したいんだけど、その前にやることあるだろ。はい。
閑話休題、最近連日地元メディアを騒がせる次期知事候補報道。乱立する現状についてはK嬢にでもお任せするとして、要は「田中でなけりゃ誰でもいいんだろう」ってこと。県議会も地元メディアもさ。「県政に停滞をもたらした」というお決まりの批判にしたって<5年連続で借金を減らしてるのは全国で長野県だけ。プライマリーバランス(財政収支)も6年連続で全国唯一の黒字化>という事実にみんな頬かむり(関連サイト)。借金増やしても、公共事業増やすべきだとかさ、正々堂々政策打ち出して立候補すればいいものを、誰も出ないで名前だけ一人歩き。
結局、議会も市町村も波風立てない候補が良いってことなんだろうね。「停滞を脱する」なら、県議会か長野市長が自分で立候補しなさいよ、他人のふんどしで相撲を取るなよ、って言いたいね。