会社で働きながら投資をしている人から見れば、専業さんは、時には羨ましい立場になるらしい。
通勤は不要で、上司もいないし、残業もない。
人に縛られることなく、パソコン1台で収入を稼げる可能性がある。
必要なのは軍資金だけ。
ただし、勝つことができても、勝ち続けることはムズカシイ。
お金を稼げないと、生活はすぐに破綻してしまう。
株なら9時〜15時まで、為替はほぼ24時間動いているので、平日はパソコンと毎日ニラメッコ。
部屋にこもりながら、動き続ける数字と向き合う姿は、まるでゲームをしている感じ。
素人でも自宅のデスクで稼げるチャンスがある以上、参加者は増えても減っていく感じ。
愚者とも言える、トレーダー達がいる。
ひとりは、8000万円以上の含み損を抱えている。
2か月前は、6000万円くらいだったはず。
もうひとりは、念願の専業トレーダーになるために退職。
その前月から急にスランプになり、稼いだ資金を2000万円から、半分以下に減らしている。
ふたりに共通しているのは
周囲の成功している人の話を聞かない
お金の物差しが人と違う
年齢は40才手前
結婚していない
ファンとアンチの両方がいる
日銀の為替介入を待っている
YouTubeの配信やテレビに出たりして、副収入を月に数十万円は稼いでいるようだけど、、、
心配なのは、本業が稼げていないこと。
パソコン上にあるお金が溶けているのに、決済しなければ含み損として捉えて、適正な損切りを避けて損失を膨らませている。
実際には、お金を失っているのにネ。
財布やカバンにお金が入っていていれば、その増減が確認できるけど、パソコンのモニター画面の数字では、非現実的な世界に。
茶封筒に入った給料袋をスーツのポケットから出した時の、親父の自慢げな表情が懐かしい。
パソコン上では100円も1000万円も、ただの数字の羅列に感じることがある。
この錯覚が、判断を鈍くさせている。
たまに、銀行口座から現金を引き出して、100万円の束に触れてみると、お金の実感が湧いてくると思うけど🤔
ふたりのうちのどちらかは、日銀の為替介入がなければ、相場から退場してしまうかも。
専業トレーダーであり続けるのは、プロ野球選手になるより、大変なことかも😩
誰でも宣言すればできる仕事って、ハードルが低い分、成功するのはムズカシイ。
僕なら働きながらトレードする兼業をおすすめするかナ。
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。