アレルギー犬

我が家の愛犬「タク」君。

もう12歳のおじーちゃんなのですが・・
3歳までが「綺麗な柴犬」でした。
4歳を過ぎた頃から・・

アレルギーが出始めて・・

年々ひどく・・
お腹の辺りやしっぽの毛も抜け・・
目の周り・・鼻の周りはいつも痒くて・・

掻き毟るため・・血と汁が出て
タダレた状態の繰り返し・・・

最初は「梅雨」の間だけだったのに・・
そのうち・・梅雨から夏の間に・・

春から夏の間・・・
春から秋・・

去年はオールシーズンで「痒い」

「アレルギー用」のドックフードを食べさせても・・
変わらず・・
高いのよ・・このドックフードがっ・・
おまけに・・ステロイドの飲み薬・・

タクにかかる1ヶ月の金額が「ダンナのこづかい」を超えてしまいそう・・
でも・・クスリを飲まないと・・タクは死にそうなくらい・・・
痒いのです。

顔が「パンダ」みたいに
犬相が変わってしまいます。

今年、かかりつけの「ペットクリニック」の先生に・・

「先生・・どんなに高い（えさ）食べとっても・・
必ず、クスリも飲まんなんから・・
いっそう・・安い（えさ）にしよーーか・・」

「そーーやね・・そーーする？」
「そーーする・・高くてーー」

って・・今まで食べていたドックフードの半額の金額になりました。

そしたら・・・

やはり・・貧乏な家にはソレ相応になっているのか・・
「パンダ顔」にもならなくなり・・
毛も生えて・・
あらーーっ・・そんなんなら早く「安いエサ」にすればよかったーー

それがっ
この間からまた、「痒い痒い」の顔になり・・
昨日、ペットクリニックへ

そしたら・・掻かないように
こんなステキな「襟巻き」をつけられました

生まれて初めての「襟巻き」

イヤがるかなーー
って思っていたら意外と・・大丈夫みたいで
こんな格好で結構・・くつろいでいます。


痒いのに・・かけない生活・・

犬だって・・辛いかも・・

ダンナが
「タク・・かわいそうに・・・痒くてもかけんがいのーー・・
つらいぞぉーーー」

さぞかし・・気持ちがわかるようで

去年、乳頭腫の2度目の手術の時・・・
2度目なので・・手術室に入っても余裕ぶっこいていたら・・

手術前に両手を縛られるらしい・・

その後に麻酔の点滴が入るんですが・・

両手・・縛られた直後に「鼻の中」がムズムズ・・

でも両手が縛られているし・・
ハニャ・・ムズムズ・・フガァフガァ・・
鼻と口・・一生懸命に・・
「ウーオーアーオーイーー」って
どこかの発生練習みたいに・・
フガァーーフガァーーって動かしていても・・・

かゆみが治まるわけもなく・・
痒いのに集中して・・麻酔のかかりが悪かったみたい・・

看護婦さん・・一向に眠りにつかないダンナに
ガバッと・・ガス麻酔の「カップ」をあてがった・・

「あの時は・・メチャメチャ辛かったぞぉーー・・
痒いがに・・かけんがいからーー」



痒いのに・・かけない・・辛いタクの気持ちがとてもよくわかる
ダンナなのでした・・

こんな姿の「タク」ですが康平の大事な「話友達」

時折・・・康平は・・タクと小一時間ほど・・語り合っております。

何を・・話しているのやらーー