
震災後11年を経過し、現状の復興状況を自分の目で確かめたく請戸地区へバイクを向けました。
津波で殆ど無くなってしまったという池戸地区。 走っていると新しい建物ばかり・・・
漁港も新しい様で、通常港には網やら籠やらロープやら、色んなモノが置きっぱなしなっているイメージなのですが、何も置かれていませんでした。
請戸港から、震災遺構となった浪江町立請戸小学校へ向かいます。
地元の方曰く、請戸浜(海水浴場)は震災前よりキレイになったとの事でした。
浪江町立請戸小学校
震災時の津波は2階部分のひざ下まで来たそうです。
ベランダにある、青い看板が目印になっています。
震災当時、先生達の最良の判断と行動により、生徒全員が避難できたとの事です。
まだ震えるような寒い中、何も持たずに走っていた事が記されていました。
丈夫に出来ているはずの水道管が、根本からへし曲がっている・・・津波の勢いがわかります。
2階は資料室となっています。
しばらく資料を拝見させて戴きましたが、だんだん心が切なくなってきました。
メディアやネット等の情報だけでなく、自分の足で廻って見てみないと被災地の状況は感じ取れませんね。