心に残ったので留めておこう!
困難は方便です。
方便とは、人を真実に導くための仮の教えを言います。
ですから、困難と映るその時の対象は、その時の自分のレベルでありポジショニングです。
人は今、自分がいる立ち位置を知ってはじめて次に進めます。
ですから、その時の等身大の自分を、足しもせず、引きもせずに知らなければなりません。
しかしそれは、その時の不甲斐ない自分と状況を素直に受け入れることを言うのではありません。
よく巷の自己啓発本では、ありのままの自分を受け入れろと書かれていますが、あれはより高みを目指す者にとっては受け入れ難い間違いです。
例えば、富士山の頂上に立って、さえぎるもののない雲海を黄金色に染めながら昇る朝日を見ると決めた人が、富士の六合目で登るのを止めて、まっいいかとは思わないのと同じです。
その時の疲れを全て受け入れていたら、とても頂上には登れません。
ですから、その時のダサい自分や状況は、毛ほども受け入れてはならないのです。
自分は今、目指す高みの六合目にいて、やや体力的に消耗しているなとだけ知っておけばいいのです。
目指すとは、動のなかに揺るがない独立の気性を確立していくことです。
動きながら、振動しながら、それでも微動だにしない自分をつくり上げようとする意志の力によって、直面している環境を自分に合わせて創り変えていくことを言うのです。
今の自分は「あり得ない」自分です。
そのあり得ない自分を全部受け入れていたら、その結末は悲惨なほどあり得ない自分にたどり着くことになります。
ですから、あり得ない自分を認めてはなりません。
ただ、その「あり得なさ」を知って、そのうえで立ち向かおうとする自分の魂がそこにいればいいのです。
そこが、高みへの出発点だからです。
自分を限定して、いつも自分に同情しながら、そこで安っぽい安堵感に浸る者を愚か者と言います。
まだ何もやっていないのに自ら限界をつくり、そのための言い訳として、今の自分を100%受け入れて、その素直さに感じ入る。
これが、ポジティブ・バカです。
少しキツかったでしょうか。
前を向くとは、今の状況と状態に牙を剥(む)くことです。
自分を後退させようとする、自分のなかに棲(す)む魔物に断固とした態度を示すことです。
限界はいつも自分自身が勝手に想像した妄想であると解釈しましょう。
ゲーテは語りました。
真の偉大さは、世界を自分に合わせて形創る、と。
2014年3月3日 小泉幸仁
☆『Theory K -1日1分 生きる力-』『コミットメントダイアリー』『挑戦!』『Believe in!』『Spirits!』などPWIから出版されている書籍を下記の『書籍』コーナーにてお申し込み頂けます。
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ですから、困難と映るその時の対象は、その時の自分のレベルでありポジショニングです。
人は今、自分がいる立ち位置を知ってはじめて次に進めます。
ですから、その時の等身大の自分を、足しもせず、引きもせずに知らなければなりません。
しかしそれは、その時の不甲斐ない自分と状況を素直に受け入れることを言うのではありません。
よく巷の自己啓発本では、ありのままの自分を受け入れろと書かれていますが、あれはより高みを目指す者にとっては受け入れ難い間違いです。
例えば、富士山の頂上に立って、さえぎるもののない雲海を黄金色に染めながら昇る朝日を見ると決めた人が、富士の六合目で登るのを止めて、まっいいかとは思わないのと同じです。
その時の疲れを全て受け入れていたら、とても頂上には登れません。
ですから、その時のダサい自分や状況は、毛ほども受け入れてはならないのです。
自分は今、目指す高みの六合目にいて、やや体力的に消耗しているなとだけ知っておけばいいのです。
目指すとは、動のなかに揺るがない独立の気性を確立していくことです。
動きながら、振動しながら、それでも微動だにしない自分をつくり上げようとする意志の力によって、直面している環境を自分に合わせて創り変えていくことを言うのです。
今の自分は「あり得ない」自分です。
そのあり得ない自分を全部受け入れていたら、その結末は悲惨なほどあり得ない自分にたどり着くことになります。
ですから、あり得ない自分を認めてはなりません。
ただ、その「あり得なさ」を知って、そのうえで立ち向かおうとする自分の魂がそこにいればいいのです。
そこが、高みへの出発点だからです。
自分を限定して、いつも自分に同情しながら、そこで安っぽい安堵感に浸る者を愚か者と言います。
まだ何もやっていないのに自ら限界をつくり、そのための言い訳として、今の自分を100%受け入れて、その素直さに感じ入る。
これが、ポジティブ・バカです。
少しキツかったでしょうか。
前を向くとは、今の状況と状態に牙を剥(む)くことです。
自分を後退させようとする、自分のなかに棲(す)む魔物に断固とした態度を示すことです。
限界はいつも自分自身が勝手に想像した妄想であると解釈しましょう。
ゲーテは語りました。
真の偉大さは、世界を自分に合わせて形創る、と。
2014年3月3日 小泉幸仁
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