僕は『腕上がり』って言うライダー
あるあるの症状に1000 ccのバイク
に乗る時には常に苦しめられてきました。
『腕上がり』
これは全くならないライダーもいれば、
よくなるけど最終ラップにベストタイム
を出せるようなライダー、そして僕の
ようにアクセル操作に悪影響が出て中盤
以降はまともに走れないライダーと症状
や状況は色々あります。
症状を簡単に言うと前腕(肘から先)が
パンパンになり思い通りに動かす事が
できなくなる。って感じです。
もともと腕上がりしやすい体質なのか
乗り方なのかは定かではありませんが
僕はすごくなりやすいタイプでした。
小排気量でもちょっとなってたし、
600時代も苦労してましたがその都度
トレーニングや乗り方で乗り越えて
きました
J-GP2時代には完全に腕上がりを
なくせてましたがたまに1000 ccに
乗るとやっぱりきついなー
って状況でした。
2018年からJSBクラスにスイッチ、
そこから腕上がりしなかったレースは
一度もなく、いつも言う事を聞いて
くれない右手と戦っていた感じでした。
今年の鈴鹿、スペインの4レースも
トレーニングの成果もあり体力的には
ぜんぜんいけるのに右手はレースの半分
以上思い通りに動かず悔しい内容でした。
その時に今回の手術を決意しました。
これは、この手術をすれば問題が解決
するってわけではないですが、長年
苦しめられてきた『腕上がり』を乗り
越えるための僕自身の一つの行動です!
痛い思いをして筋膜も切ったので
きっとよくなると信じ、ここから
始まるリハビリ、トレーニングを
頑張っていきます!
そして
腕上がりを克服したいと思います!