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いつか、すべての子供たちに――「ティーチ・フォー・アメリカ」とそこで私が学んだこと
- 作者: ウェンディ コップ
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2009/04/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
オリジナルのタイトルは下記。
One Day, All Children.....
The Unlikely Triumph of
Teach For America
and What I Learned Along the Way
で、本には下記の副題が。
One day, all children in this nation will have the opportunity to attain an excellent education.
大学4年生の女性が生まれた育った環境で受けられる教育に差があることをなんとかしようと動き出したところからのアメリカでの話し。大学を卒業したところの優秀な教師1年生を選び出し、教育環境の恵まれないところの教師として派遣するというシステムを作っていくことをスタートとし、そこで育った人々がアメリカ全体の教育改革に影響を与えるところ前きているという物語。
まだ、どうなるかわからない活動に多くの寄付が集まり、その寄付が活動資金となり、全米的な活動へとなるところのアメリカのすごさにびっくりしながらも、20代でこれだけ大きな活動をやり遂げる若者が多くいるんだと改めて感心させられたところ。
で、この教育問題。太平洋の向こう側のアメリカのことであって、日本は大丈夫だよねなんて思っていたら、先日の新聞記事に、日本の子ども達の教育も親世代の収入に左右される、この不景気、大学に行きたくともいけない子供が増えている、奨学金もあてにならないなどなど・・・・まさに、この物語のスタートの頃のアメリカの状況になりつつあるようです。
ティーチ・フォー・アメリカのHPは下記です。
http://www.teachforamerica.org/
月刊ソトコトの2009年5月号の特集にも登場されています。
http://www.sotokoto.net/sotokoto/index.php/greenfighter2009
出版元は英治出版です。
http://www.eijipress.co.jp/