お気に入り三昧

そのときどきのマイブームにあけくれるおきらく主婦の能天気日記♪

花のお東京 その3 「ゴシレ」その2

2006-09-27 | 今日のお気に入り王子
     

 さて、昨日のつづきの「ゴシレ」です。
 王子を誰よりも愛してやまない私ですが
 それだからこそ、なお、
 正直に感じたまま進めたいと思います。

 おとなりのお客様は
 中小企業の社長さんとクラブのママさんって感じ。
 (あくまで推測ですよ!本当はわかりませんよ!!!)
 
 かなりのお酒もすすんでいる様子。
 私たちより先にいらしていて
 大きなお声で楽しそうにお話していました。
 
 私が席に着くときに女性の方と目があったので
 きっと王子家族だわ!と思い軽く会釈すると
 にこやかに頭を下げてくださいました。

 お互いのお料理がすすむ中、
 ちょうど私たちがこのお料理を食べ始めた頃
 
 おとなりの男性の方が担当のお姉さんに
 次の料理はいらないから精算してしてほしいと言われました。
 お姉さんはあわてて「まだお鍋やデザートも残っているので」と
 伝えましたが、「もう、十分わかった。
 これから出てくる料理も食べなくてもわかる。」と言い
 だんだん声も大きくなり、
 文句も聞いていて悲しくなる内容になってきました。

 思い出しても辛いのですが
 まるでお姉さんが言われてるのではなく
 王子に向かっていわれているようで
 ただでさえテンション下がり気味の私たちは
 食事どころではなくなりました。

 さりげなさをよそおい食べながらも
 耳ダンボの私たち。(っていうか、オジサマ声大きすぎ!)

 お姉さんでは対処できず
 例の黒服おじ様登場となりました。

 なんとか説明して食事を続けていただけるように
 説得するのですが
 オバサマも加わり「もういい!」と譲りません。
 
 オバサマは大のヨンジュンファンで連れてきてもらったけれども
 かなりがっかりした、といわれました。
 確かに口はこえていらっしゃるようで
 細かな(食材などについて)注意もしていました。
 (これが結構、的を得てるので、
  私たちの落ち込みもはてしなく~

 結局、最後は落ち着かれ穏やかに自分の意見を言われ
 黒服おじ様も「今後の参考にさせていただきます」となりました。

 お二人とも帰られるときは
 私たちに「ごめんなさいね」と言われました。

 私たち2人は苦笑いしながら
 また、お食事のつづき・・・。

 で、ここからお料理の写真がありません。
 撮るのをすっかり忘れてました。。。

 次に出されたのがたぶん<カルビチム>
 ど~んとお肉の塊2つにお野菜がついていたかな?
 これは大変やわらかく煮込まれていてお味もしっかり!
 暖かさも十分。
 (ああ~。よかった!なんか いいとこ見つけてほめたいでしょ?!
 しかし、あま~~~い。。。
 でも、これはこういうお味だと思わせるものでした。
 きっと本場のお味がこうなんだと、なぜか、確信!!!
 これは量が多く一口なら問題ないけれど
 日本人にはむりかもしれません。。。
 がんばったけれど半分しか食べれません。。。

 さて次はお鍋料理。
 熱々をお姉さんが運んでくれてテーブル横で取り分けてくれます。
 これは期待できるかも!

 しかし、真鍮の器に気を配って入れていただき
 クーラーの風の影響もあるのか
 食べるときにはぬるーいお魚入りお野菜煮みたいになってました。
 これは塩味ベースのものなのですが冷めてくると
 しょっぱさだけが口に残り2人とも完食できず。。。え~ん

 昨年ソウルのちゃんこ「若」にいった時も同じ形式で
 一品料理が凝っていておいしかったので
 ちゃんこ取り分けはほんとうに残念だと思いました。
 鍋物は火にかけてテーブルにおいて勝手に食べさせてくれ~!!!
 
 次はデザート。
 ここらへんで立ち直ったので
 写真あります(笑)
      

 お皿にのった左側の揚げたおもちに蜂蜜をつけたようなお菓子。
 甘かったけれどお味はgood.食感はグヤングヤン歯につくぞ~。
 右側は梨。普通にもっとこれが食べたかった。。。

 もし、全部食べれたとして最後にこのお菓子は重すぎる気がしました。
 水分たっぷり、さっぱり系の果物のほうがベターじゃあないかな?。。。

 なんとなく行きとは違い
 少々落ち込み気味で帰りの扉を通ることになった私たち。

 とりあえず、せっかく来たんだからと
 2人で記念にパチリ!
     
 向かって左が最強ヨン友Kさん 右 私。

 で、これで終わらなかった!

 帰りかけると後ろからなんと黒服おじ様が走ってやってきました。
 「先ほどはお隣の件で不愉快な思いをさせてしまい
  申し訳ありません。」と丁寧にあやまってくださいました。
 「いえいえ、・・・」と当たり障りのない私たち。
 黒服おじ様、すぐにお戻りにならないので
 ちょっと立ち話をしちゃいました。

 ここからは小さな声で・・・。
 
 2人「予約がなかなか取れず大変でした。お忙しいですね?」
 黒 「バタバタしてまとまらず本当に大変です」

 2人「何か アンケート用紙なんかあるといいですよね?」
 黒 「いろいろ考えて改善したくとも時間がありません。
    まあ、3ヶ月は仕方ないかと・・・」

 2人「(その3ヶ月が勝負なんちゃうん?と心の中で。)」
 黒 「厨房は韓国人、ホールは韓国人と日本人でIMXさんは
    ほとんど手を引いて韓国サイドが主に経営をしているので
    意思の疎通が思うように行かず
    皆さんにご迷惑をかけています。」

 2人「(なるほど、そのばらつきが味にも反映されてるのかしらん?)
   もう一度、また、来たい!と思えるお店にしてください」
 黒 「はい、がんばります。ありがとうございました。」

  以上でごじゃります。


  う~ん、電話予約がなかなか取れなかったり
  王子に対する期待感から必要以上に高レベルなものを
  望んでいたかもしれません。
  あるいは王子がするんだから絶対おいしいはず!と思いたい!
  みたいな前提もあったかもしれません。
  だから、その分、正直シビアな感想になってしましました。

  しかし、かなり冷静に王子を関係なくして、
  「ゴシレ」のみの判断をしようとしたのも事実です。

  お料理の価格は味・お店の雰囲気・接客で決まると思います。
  今まで、私のあまり多くはない経験からしても
  1万5千円で(それ以下でも)上の3つの要素を満たし
  1万5千円以上の価値があり満足感を抱けるお店がたくさんあります。
  (神戸北野ホテルとか、今は伝説になった京都「まる多」さんとか・・・)
  
  比較するとやはり価格設定がちょっと高いのと
  一にも二にもお味!が問題ではないでしょうか?
  はっきりいってシェフの技量はいかほどのものかなあ???

 私はこのジェネラルアドヴァイザーにぺ・ヨンジュンをおいた
 「ゴシレ」に日本で成功してもらいたいと心から思っています。
 家族以外の人たちに大切な記念日や大事なお友達との特別な集まりや
 外国の方の接待などに自信を持ってお連れできる、
 そんなお店になってもらいたい

 これからのより早い改善とさらなる期待をこめて
 少々辛口のレポになりました。


 王子~ッ!

 もう一度 私を「ゴシレ」に行きたい!と思わせて~。


 おまけ
 思い出したので・・・
 「ゴシレ」で使われていた真鍮の器
 いろんなところで器どうしがぶつかったり
 自分の指輪に当たったりで
 チ~ン、チ~ンっていろんなところから
 聞こえてきます。
 拝んでるみたいで
 最強ヨン友Kさんと
 鳴るたびに笑えました
 


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28 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ドラマティック・ゴシレ (yukien)
2006-09-27 20:27:35
hihiroさん!足すご~い綺麗ですね~!



このスカート丈を はきこなすのは難しいです。



ゴシレとは全然関係なくて、すみません^^



私が来年行った時にはどの位改善されてるでしょう。



それを楽しみに・・・ガンバレ!ゴシレ!
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こんばんにゃ~ん (ひな)
2006-09-27 20:49:31
王子大好きなhihiroさんのお言葉だから

すごく重みがありますぅ・・・



いつかひなが行ける日にはきっときっと

ですよね・・・

そう信じてせっせとヘソクリ(なんて出来ないおバカひなでしゅが)しておこう~っと
返信する
続きを読んで・・・ (ジニョン)
2006-09-27 21:03:59
hihiro様~長文のゴシレレポUPありがとうございました!

ランチは素敵な焼き物の器でした。

宮廷料理・・・ですが、日本人には真鍮の器は馴染まないですね。。。

確かに鍋の取り分けは過剰サービスかな

黒服さんとの会話、興味深く読ませて頂きました。

で、思い出したのですが。。。

私の地元に「西安宮廷餃子」を出す中華店があります。(harumi様にはバレバレですね~笑)

出店から10年余、それなりに今は根をおろしましたが

最初はちょっと大変でした。

何故か・・・それは西安からシェフを呼んできて

中国そのままの味で勝負しようとしたからです

微妙な食文化の違いを微調整せずにド~ンとお披露目しても、

やっぱり無理があるのではないでしょうか。。。

多分、今のゴシレが同じではないかと・・・

中国と日本と両方に精通している方の仲立ちがあり、

少しづつ味を日本バージョンにシフトしていった結果それなりの評価をあげていると思います。

それでも、シェフが変わると味は微妙に変わりますが



ゴシレにも本当に現場で発言できる方、調整役が必要なのだと思います。

hihiro様のご提案のアンケート用紙でも

又は、せっかくのHP、もっと活用できればいいですね

素敵な空間、

そしてコサの時のヨンジュンシの姿を思い出すにつけ、

ゴシレが日本に根付いてほしいです
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Unknown (いすうちゃん)
2006-09-27 22:53:56
あららら・・・黒服おじさん、苦労してるのね。マツヤマサンもご自分の感想で

メニューを考え直さないとまずいぞヨンヨン!的な

ことを書いておられましたが・・・。

日本人には、なまぬるいものは、ダメかも。

宮廷の方々は、あちち料理はタブ~だったのかしらね。黒服おじさんもお客さんに何を言われるか、毎日ハラハラしてストレス満杯なんですね。(客商売は

それをお客に悟られたらまずいんですけどね)

でも、隣に居合わせた”おっさん”のお陰で、

ゴシレの実情が聞けてすごいですよ
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う~ん・・・ (license)
2006-09-28 14:02:40
本場の韓国宮廷料理を食べてもらいたい、というのがコンセプトだとしたら

生ぬるい料理もとりわけの鍋もアリってことですよね。



それを日本で受け入れられるようにしていくのか

それともそのまま韓国スタイルでいくのか、

方向性を定めて、それを表に出していかないと

日本人好みの韓国宮廷料理を求める人と

本場韓国宮廷料理を求める人と

きっと意見はさまざまでしょうし、内部も混乱していきますよね。



食べたことがないのでなんとも言えないのですが・・・。



ジニョンさんもおっしゃっているように

HP、もっともっと活用していったらいいのに、って思います。
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納得です! (Acchy)
2006-09-28 15:26:34
hihiroさん、こんにちは~

貴重なゴシレ・レポを有難うございます

本当に正直なご意見だと、ゴシレ未経験ですが、

「あるかも、あるかも」と頷きつつ、

拝見しました

『日本で成功したら世界で成功できる』と言われた

韓国人の方がいらっしゃいましたが、韓国料理とは

違った繊細さを持つ和食に、長年慣れ親しんできた

私たちなので、知らず知らずに食に対して

「厳しい舌」を持ってしまったのかもしれませんね。

hihiroさんが仰る通り、開店から3ヶ月の間に収集した

ご意見を元に改善を図らねば、3ヵ月後にリピーターが

やってくるのかですよね~

愛するウリ王子の思い入れが強いゴシレだけに、

絶対成功・大繁盛して欲しいです
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照れるなあ・・・ボリボリ (hihiro)
2006-09-28 16:41:24
>yukienさん



 きゃあ~!おそるおそるの登場だったので

 足 おほめいただき、すんごくうれしい

 今度はウエストほそ~い!って行ってもらえるようにがんばりますわん(笑)



 少しづつ改善されるでしょうから

 私たちカジョクは気長にお待ちしましょう。



 ガンバレ!ゴシレ!!
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ねたばれ。。。 (hihiro)
2006-09-28 16:43:47
>ひなさん



 ひなちゃんにはお会いしたときに少しお話してたから、あんまりがっかりしなかったでしょ?!



 ゴシレもひなちゃんをお迎えする頃には

 きっと、絶対おいしくなってるはず!



 しっかりヘソクリしてくだされ~

 
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Unknown (hihiro)
2006-09-28 16:48:01
>ジニョンさん



 柏の餃子屋さんのお話。

 興味深く読みました。

 これからいろんな試行錯誤が繰り返され

 いつの日か、うなるようなお料理を期待したいわァ。

 <ゴシレにも本当に現場で発言できる方、調整役が必要なのだと思います。>

ほんと、そのとうり!

 間に入って総合的に調節できる方が王子にもお店にも必要ってことよね
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Unknown (hihiro)
2006-09-28 16:53:25
>いすうちゃんさん



 黒服おじ様は威圧感はなかったけど

 ヤトワレ~な感じがただよいすぎでした。



 この宮廷料理ってとこが問題かな?なんて思います。

 同じメニューでも提供の仕方などでかなり変わってくると思うんですが

 宮廷はバ~ン!どうだ!って出すから宮廷なのかも?

 ゴリラはおいしいんだから

 できないわけじゃあないと思うんですがね。。。
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