思いの滝
会津落城の際の里娘と若武者との悲しい恋物語に由来
行きて見ば 後も思ひの 滝つなみ かかるながめを 余所にすな人
作者不明
川音の かすかにとどく 若葉哉
如柳(土屋房吉)
「土湯温泉三沼(2013.4.29)その3 仁田沼」からの続きです。
仁田沼出発 11:55
ここから女沼までは、ちょこっと登って後下り
植林地の林床にはシダ類の渦巻がいっぱい
咲き始めのニリンソウ
群生していました。
ちなみに隣接する窪地にはコバイケイソウが群生
花を見てみたい気もするのですが、仁田沼の群生地共々森の中の湿地帯
夏は出来るだけ避けたいなと・・・
仁田沼で見たものとは違う色のエイザンスミレ
植林地をどんどん下っていって、思いの滝を詠んだ作者不明の歌碑へ
滝まで残り200mぐらいになると音が聞こえてきました。
やがて木々の間から滝見台が見えてきますが・・・
その手前の木の階段を急降下
思いの滝 12:25~12:35
浄土平から吾妻小富士と桶沼の間を流れてくる塩ノ川にかかる二段の滝
水量豊富
発電施設のフェンス、そして崖崩れ・・・
残念ながら滝壺には近付けません。
しばらく滝を眺めたら、階段を登って
滝見台傍にある新奥の細道のマークがついた思いの滝の案内板
後は、もうお腹いっぱいになったカタクリを見ながら女沼まで下っていきます。
チゴユリ(稚児百合)が蕾をつけていました。
女沼に到着し、沼の畔からつつじ山公園を
・・・ツツジは当然まだなのでこの時点で登らないことに決めました。
ここからも安達太良山最高峰の箕輪山
風波があるから水面に映らない
望遠で山肌を
後がけHDR&マイナス補正で強調
雪庇が崩壊して雪崩が発生しています。
そして、右の雪渓に一筋のトレースが・・・たぶん鬼面山から縦走してきた方のもの(その逆かも)
少々の休憩をとって、あとは帰るだけですが
標高の高い順から男沼・仁田沼・女沼
仁田沼駐車場までの帰りは上り坂・・・
女沼出発 13:15
女沼までは車道が入っているのでそこを通り
つつじ山公園の裾を通り
土湯賛歌の歌碑
オープンガーデンで賑わっていた民家を通過
女沼茶屋手前を右に
すると・・・
辰ちゃん人形が花木畑の中に2体
でんと番人の如く
前は、仁田沼入口のシイタケのホダ木が並べてある場所にあったような
仁田沼駐車場到着 13:40
これで10万株のミズバショウ巡りは、おしまいですが・・・
地図とこの日のGPSログを載せ忘れたので、ここにリンクを設けておきます(PetaMapにリンクします)