釣師浜海水浴場付近
以前、知人から「津波の跡を一度は見てきた方がいいよ」・・・
鹿狼山から下山後に新地町から相馬市の海沿いを見てきました。
海の傍に立ったのは十年ぶりぐらいでした。
今回は新地町の釣師浜付近の様子です。
今回廻って来たルート・・・赤丸が写真を撮った場所です。
鹿狼山から見ると、左側が今回訪れた釣師浜付近
鹿狼山から下山後、とりあえずナビの目的地を釣師浜海水浴場にセット
駐車場から直進し、県道273号赤柴中島線に左折して後は道なりに・・・
国道6号線を横断するとすぐに新地町役場
そこから少し進むと・・・
電柱が一本もなくガードレールが新しい路肩が広い片側一車線の道になりました。
そしてナビの案内・・・「この先踏切があります」
もう踏切はありません。
踏切があった事を示すものは、高電圧電線注意の看板が付いていたこの電柱と傾いた黄色い柵だけでした。
常磐線のレールもありません。
南側は元は線路だった砂利道が一直線に続いているだけ・・・
砂子田川?に架かる橋も、もうありません。
この先に新地駅がありましたが今はもうありません。
すぐ横の土盛りは将来県道になるのでしょうか。
最近の報道で、土地の嵩上げ等に使う土が足りていない事を知りました。
踏切の後から海に向けて進み、すぐの道を左折しようとしましたが通行止め・・・
そのまま進み主要地方道38号線に左折すると・・・
メッセージが書かれた国旗がはためいていました。
道路はここで寸断・・・ここから北には向かえません。
北に向かうには、いったん国道6号線に戻った方が良いようです。
中央の建物は新地浄化センター・・・その西側が新地駅があった場所
もとからこうだったのか、陥没してしまったのか・・・
砂子田川に架かる橋は、ちょうどこの画の左端に流されていました。
この川は地図で確認してみると、ちょうど鹿狼山のあの鯉が泳いでいた砂防ダムから流れ出てくるんですよね・・・
・・・車
なぜここに一台だけ残されているのか。
この車を撮った写真もあるんですが、残されている意味を色々と考えて載せるのを辞めました。
ここで見掛けたのは
奥の釣師浜漁港の防波堤で釣りをしている方数人と、間違って入ってきて?Uターンしていく数台の車のみ・・・
次は相馬港へ・・・
ここからは登って来た鹿狼山がよく見えました。
どうもこの辺りの被害・復興状況は最近、報道もされないような気がします・・・
一応、撮った写真のほとんどを載せておきました。