あと数カ月すれば、また熱い夏がやってくる。
その時原発は稼働しているだろうか。
いや、原発は停止したままだろう。
反原発の連中は言うだろう。
「みろ。原発などなくても大丈夫だ。」
と。
しかし、2011年大震災のとき、大企業は節電に必死になった。
また、国民も必死になって節電に努めた。
電力会社は、老朽化した火力をフル稼働させた。
しかし、熱中症で多くの人が倒れまた、亡くなった。
2012年のときも同じ状況だった。
東北地方では、原発が稼働しないために、家が雪に埋もれ、道路も雪で動かなくなった。
熱中症で死者もでた。
いったい、日本政府は何人人が熱中症で死ねば、原発を稼働させるのか。
そして、日本は、また、新たな夏を迎える。
このまま、原発停止のいつまでも続き、しかも何事も起こらないと、
いつしか、間違った考えがうまれる。
それは、
『原 発 が な く て も 大 丈 夫』
という考えである。
しかし、その影で、何が起きているか。
火力はフル稼働で、余力がない状態であれば、万一旧火力が故障したばあい、
大停電がおきる。
その時、国民は何も文句を言わないか。
石油の備蓄はせいぜい2.3日。
このたび、シナが、ありがたいことに日本の商船を差し押さえてくれた。
この商船の積み荷は、当分こないだろう。
これが、仮に石油タンカーだったとしたら・・・・・。
シナが、南シナ海を制圧し、第一列島線をおさえたら。
石油のルートは、遠回りになり、石油の値段がはねあがる。
石油の値段があがるということは、石油に関する製品の値段に全てかかってくることになる。
その覚悟はあるのだろうか。
日本国民は。
石油がこなければ、エネルギーがなければ何も生産活動はできなくなる。
国防もできなくなる。
その時気づいてももう、遅い。