お仲間ブログ「理想国家日本の条件 自立国家日本」の咲く也さんが、貴乃花と朝青龍との伝説の大勝負をUPしておられます。
【死闘.貴乃花vs朝青龍】
あまり相撲を見ていない私は、朝青竜や日馬富士や白鳳などモンゴル横綱も、日本の相撲界を盛り上げてくれる立派な横綱だとばかり思ってましたが、確かにこうやって見比べると、相撲の格が違うのが分ります。横綱「貴乃花」の姿(立ち居振る舞い)、表情、気迫、相撲の取り口、すべて文句なく美しい。
確かに「朝青竜」相手に、日本の横綱の品格を見せつけた「一番」でした。
自身をかくも厳しく律することが出来る貴乃花だからこそ、品格どころか横綱の名を穢す行いをするモンゴル横綱を許すことが出来ないのでしょうね。
しかも貴乃花は、「日馬富士は辞める必要はなかった。協会は引き留めるべきだった」と云ったという話もある位ですから、厳し過ぎるのは貴乃花ではなくて、協会の方なのかも知れません。
問題を起こしたモンゴル勢を相撲界から追放したいというのではなく、事件を〝表沙汰”にすることで彼らに日本の相撲というものが、単なる勝ち負けを競う格闘技ではなく、日本の国技であり神事であるということを思い知らせるきっかけにしたい!というのが貴乃花親方のホンネだったのではないでしょうか?
日馬富士が「17年苦労してやってきたことを、一瞬にして台無しにしてしまった」と悔やんでも悔やみきれない心情を語っていましたが、横綱にこんな思いをさせないために、相撲協会にもモンゴル力士会にもそして貴乃花親方にも…出来るコトがあったはずだと、一相撲ファン(あまり見ていませんが、嫌いじゃない。やはり好き!な一人)としては、思います。
貴乃花親方も、親方としてはまだまだ修行の途上のようです。
因みに相撲協会と折り合いが悪かったのは、元横綱千代の富士(九重親方)も同じ。
名力士必ずしも名親方とはいかず、貴乃花親方同様、九重親方も孤立を余儀なくされていたようですが、二人ともその相撲同様一本気過ぎて、組織の中では浮いてしまうのでしょうか?
信念を貫きながら、親方として他の親方衆と力を合わせ相撲会を支えるという親方業に関しては、千代の富士も貴乃花も、まだまだ未熟な処があったということでしょうが、こんなに一本気な名力士達を孤立させ、不穏分子のようにしてしまうのは、相撲界にとってあまりにもったいないことです。
千代の富士(九重親方)は結局不遇のまま亡くなってしまいましたが、貴乃花親方には、これから親方としての修業を積み、尊敬する北の湖親方に匹敵する大親方に成長して頂きたいものです。(あまりに性急に改革しようとすると、孤立するハメになるし、信念は曲げられないし、ムズカシイところでしょうが…)
とにもかくにも、貴乃花親方たった一人で、相撲界の根幹を揺さぶる巨大な一石を投じたのは事実のようです。(九重親方の弔い合戦でもあるのかしら?)
貴乃花親方、相撲協会やモンゴル横綱をどこまで突っぱねていくつもりなのでしょうか!?
愛弟子の「貴乃岩」にも、先輩力士を怒らせるような未熟な言動があったのでしょうから、親方としてまだまだ指導が行き届いていない点がなかったとはいえないはず。起こってしまった事に対しては、信念を曲げずに、しかも反省すべきは反省するという姿をみせることが、貴乃花親方の願う「協会改革」に駒を進める一番の早道であり、最大のチャンスだったのではないでしょうか?
門外漢ながら、貴乃花親方のだんまり作戦の〝勇み足”を心配します。(このままでは、被害者であり一番弟子でもある「貴乃岩」の力士生命まで失われる結果になるのは、目に見えています。)
「俺様を怒らせたら、コワイぞ!」だけでは、親方自身も済まなくなってきました。
このまま相撲協会を敵に回して、孤立して(降格或いは追放?)「そして、土俵には(横綱は)誰も居なくなった…」で終わるのでは、あまりにもったいない!
目指しているコトが「モンゴル力士(貴乃岩を含む)潰し」ではなく、「相撲界の改革」であるなら…
貴乃花親方よ、勝負のケリは警察頼みではなく、相撲ファン頼みでもなく、自分でつけてみせて下さい!
今後は、貴乃花親方も「問題の土俵」に上がり、反省すべきは反省して、他の親方衆と腹を割ってガチンコの「名勝負」をみせてくれることを、〝俄か貴乃花親方ファン”の私でさえこころから期待してます。
突っぱねるだけなら、親方失格。怒ったら負け!
怒りのあまり相手にけがをさせても平気なモンゴル横綱とも、隠ぺい体質の相撲協会理事とも、「格が違うのだ!」という姿を見せる時ですよ~!
貴乃花親方、頑張れ~!!!
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「理想国家日本の条件 自立国家日本」
SNS投稿より
【死闘.貴乃花vs朝青龍】