これ、<敏いとうとハッピー&ブルー>の
<他人じゃないの>の歌いだしです。
しみじみ聞けば、歌詞が本当にいいんですね。
でも、少々男の願望が強いときょう日の女性には言われる
かもしれない。
日本では安倍晋三 総理が女性の社会登用がテーマになって
まあ、それもありかと納得しつつ、この歌を口ずさむと
にわかに、わがままな男のかなわぬ願望が現実をどこかに
追いやってしまいます。
作詞は<吉法かずさ>氏。
多作系の作詞家ではないようです。それでも歌詞を読む
だけでドラマが見えてきます。
そのドラマが、大人の男女の普通なら絵にもなら無いような
ささやかな<出会い><別れ><願い>になっており
ちょっとゴツイ敏 いとうの手にかかる、レトロなムード歌謡
になってしまう。
知らない同志で 生まれてきても 他人じゃないのよ 今のふたりは
つくして つくして つくしてあげる 私のぬった このきもの
お帰りなさいと きせかける そんな可愛い 女でいたい
三つ年上 世間はいうわ 終わりに泣くのは あなたなのよと
甘えて 甘えて 甘えていいわ 雨に降られた のきさきで
おこまりでしょうと さした傘 それが最初の あなたでした
この指十本 数えて折って 幸せ来る日を 待ちつづけたの
つくして つくして つくしてあげる さびしがりやと 泣き虫が
肩を寄せ合い 生きるのよ あなた一緒に 暮らしましょうね
恐らくほとんど、大多数の男性が経験しえない願望、バーチャル
世界なんでしょう。だから、詩になり歌になりドラマになるので
しょう。従って、今、高雄でクダクダした毎日を送る活火山には
体験しえないで、いずれ朽ち果てるのかと思うと無常観すら
感じてしまいます。
今日は、逝って6年になる亡妻の命日、久方ぶりに読経した所為
か、非日常性の中にいるような気がしてなりません。
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