久方ぶりに、アルコール抜きで対峙した我が家のテレビ。
テレ朝の報道ステーションで、レポーター(松岡修造)が徳島県上勝町の葉っぱビジネスで元気な高齢者の生活振りと、元気な町の様子が紹介されていた。
以前は、みかんが町の主産業だったが、ある年の寒波でみかんが被害を蒙ったことが契機に、葉っぱビジネスを本格的に取り組み、現在は主産業になっている。
その生産の主役は高齢者で、とにかく元気そのもの。
笑顔も実に良い。
高齢者が、自分の出荷した商品の価格や情報のやり取りを、パソコンとFAXで、自身が処理をしているおばあちゃんが言う。
<コレは私のおもちゃ>と。
観ている活火山、思わずニッコリ。
食事の風景。
最長老のおばあちゃんが仕切る食卓に息子夫婦、孫夫婦、ひ孫が一緒に食事をする光景は、実にすばらしい。
この町の葉っぱの生産者の中心、主役が皆、高齢者なのだ。
商品の付加価値が高いせいか、高収入をもたらす葉っぱの生産に息子や都会からユーターンした孫までが、おばあちゃんの指導で作業に従事する。
いつしか記憶の片隅に置き去りにしてきた、日本の原風景だ。
元気な農家とその主役の高齢者の光景を観るのは、観ている活火山も元気がもらえるような気がしてくるから不思議だ。
元気をくれた上勝町のおばあちゃん&テレ朝とレポーターに素直に感謝です。