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ブログ katsukazan/活火山★時々の四方山話

これが「ナニモノ」判ればかなりの「台湾通」



半月状の木片です。

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答えは、寺院で広く、そして古来から伝わる神聖な儀式で使われる「擲杯(pua̍h-pu・パァプゥエ)」と呼ばれる道具です。

仏壇のあるお宅では仏壇の前の、上の画像のような台の脇にそれとなく置かれて、礼拝、あるいは寺院での参拝後、これを両手に持って「念じて」から床に放り投げというより軽く手両手で床に落とすような動作で、落ちた二個の「ポアプゥ」の面が表、裏、吉凶、決定否決を決める、占いというか神事の道具です。

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上段の画像のものは長さが7~8センチですが、惚けおGGはこの小型版を愛用しております。


14,5年前には、7-11でも120NTD(日本円当時のレートで420円)くらいで販売されていました。(過去形ですが。。)

この画像にある小型のものは携帯の便利で、出先での「験担ぎ」に半分ジョークで利用します。

不謹慎なおGG的発想で、浅草で利用するならば、土日の場外馬券場で、自分の狙い目が良いのか悪いに、このレースの馬券購入が吉か凶か念じて、占うというべきか、念じるべきセレモニーで結論を出す小道具になりますデス。

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不謹慎なおGGは、敢えて浅草・場外馬券場と言う切り口での紹介でしたが、台湾では物事の良し悪し、決定の良し悪しを決める手立ての道具として、神仏の前で、それなりに、厳粛に執り行うセレモニーです。

丁度日本で、例えば志望校をA、Bがあって、自分はAを志望するがそれは、神仏による運命の加護の有無を判断するツールです。
2個一組の擲杯を床に落として、裏と表であれば、念じた、期待した通りで「GO!」「OK!」「Right!」です。

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滑稽と言うか楽しいのは、
裏表で「GO」ですが、表表では「笑う・神が笑っている」で、裏裏では「泣いている」だそうです。

従って、「GO」まで何回でできたか? 
つまり、何回で出た「GOサイン」なのかで価値観の違い、思い入れ、納得の質が異なるという説もありそうです(^^)

遊び人・PlayBoy、あるいは、飛んでるPlayGirlなら、この遊びで相手を煙に巻く手法もあるかも知れませんネ(^^)

あなたならどういう使い方があるでしょう。。。

「実は、言いたいのですが、(神に)伺ったら「Go」がでませんので。。。」と言い訳に使う手もあるかと想像しましたデス(^^)


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イメージ的には日本の陰陽の概念に通じるものがあります。


実際に経験したシリアスな例では、亡くなった故人を弔う墓地や、納骨する寺院の選択や、遺族に相談の結果最後は相談の結果を擲杯で決めた経験を伺ったことがあります。
また寺院に参拝すると、中央最前にそれとなく「擲杯」がおかれており、多くの方が「擲杯」を利用されている光景は一般的でしたデス。

一見シリアスな小道具ですが使い勝手は無限のようです(^^)
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