米国には、国民皆保険制度は無い。
今米国大統領予備選でヒラリー候補が健闘しているが、彼女の公約の一つに
国民皆保険制度の導入がある。
現在、米国では政府管掌の国民皆保険制度はなく、民間保険会社の医療保険が
一般的だ。
しかし、医療保険に加入(契約?)できる人は、その保険の範囲内での医療サービス
を受けることが可能。
しかし未加入の市民は、高額な医療費の米国社会で、十分な医療サービスの対象には
なっていない。
こうした社会で、<皆保険制度>が導入されると、患者が一挙に急増することが予測される。
結果、急増する患者への対応により、医師、看護士の不足・需要環境が生じ、日本からも医師が
多数、米国の医療機関へヘッドハンテングされ渡米することが予測される結果、日本での
<医師不足>問題が表面化することが必須だ。