「日本の新政権は、アジアの民主化の流れを後押ししていく」
これは12月10日、鳩山総理はインドネシア・バリ島での国際会議「バリ民主主義フォーラム」で自らの政権交代が民主主義の結果であることを強調、自らの政治信条たるを表明した。
一方で民主党の小沢幹事長は140人の民主党議員を引率しての小沢訪中団を組織し、中国人民大会堂へ乗り込む。
新聞報道は<大訪中団、友好一色>と言いながらも、かなりアキレ基調で報道する。
一党独裁の中国がまさか民主国家と理解しておる人はいないと思うが、党首は国際会議で民主化を推し進めることの表明をし、同党の幹事長は140人の取り巻きとも思しき陣笠を引き連れての訪中。
この矛盾、不整合が不愉快だ。
アホ面140人と雖も、仮にも良民から選ばれた面々、先の国会では、某国の<喜組>も及ばない鳩山応援団を形成し、今度は幹事長の親衛隊よろしく、独裁国家へまさに朝貢外交を演じる。
この金太郎飴のような議員を選んだのは誰なんだ!
反自民であれば、ナンデモ有、大体この政党の基調は、矛盾、不整合、チグハグ、支離滅裂ぶりには閉口させられる。
この幹事長、先の予算陳情では、その陳情先を自分一人に集約させた。
この傲慢さをマスコミで見せられた時、1991年の宮沢内閣成立前夜、時の自民党の幹事長をしていた40代の小沢は、宮沢派の領袖であった宮沢を党本部へ呼び出し、首実験をした過去を思い出した。
55年体制の中で、日本の保守本流を歩んできた岩手県選出のこの傲慢な議員は、いつからか反米主義者になり、にわかに国連至上主義者になり、コミュニストへ朝貢外交を推進するといった政治信条の不整合を矛盾を演じつづける。
一日も早い三文芝居のエンデングを望むのは活火山一人ではなかろうて!