2025年1月8日
下北沢本多劇場「鯨よ!私の手に乗れ」初日舞台を見てきました。
いつも見るこまつ座の舞台とは全く違っています。
えりさんの古希記念だけあって
ありとあらゆるものが詰め込まれた、不思議で、面白い、そして主張のある内容でした。
いきなり客席からラサール石井さんとエリさん役の女優さんが登場。
そこから始まる不思議な内容。
プロギラムも読んでなかったので
認知症の病院が舞台と理解するにはちょっとだけ時間がかかりました。
演じている、俳優さん。
えりさんを含む60代以上の人の演技の素晴らしかったこと。
みんなに見せ場があって、主役とも言える部分は圧巻でした。
音楽あり、タップダンスあり、現代人に考えさせられる主張あり。
海の中の波を感じさせるベットの揺らし方、
若い人も置いている人も、それなりの動きができるように工夫を凝らしていました。
演出が大事なんでしょうね。
えりさんの演出素晴らしいですね。
後半は特になんだか心を引き寄せられて行きました。
きっと出ると思っていた、鯨。
これも、圧巻。
個人的には、80歳を過ぎた三田さんの一人芝居は、
年齢を思わせず、舞台人の素晴らしさを見せていただきました。
今後も長く演じていただきたいと思います。