山陰ヒラマサ釣行記

ヒラマサに魅了されて浜田・益田の沖磯に通い続けるカゴ釣り師のブログ
※旧ブログ「ヒラマサ太郎のブログ2」の続き

【浜田 生湯】予定外の沖の遠島西にて天剛2デビュー

2023-08-29 08:32:00 | 浜田 生湯
2023年3月の釣行
前回の釣りから1年3ヶ月空きました
子供が生まれると釣りに行けるタイミングがなかなかありませんね笑

昨年の秋は浜田では大政が多く釣れてたので
ヒラマサ依存症の私は
今年こそメーターオーバーを釣るぞ!
いや、贅沢を言わずに
今年こそはヒラマサを釣るぞ!
と意気込むもののなかなか釣りに行けず、、、
いつ行けるかわからない中で
毎日釣りものがたりの釣果速報を見て
想像を膨らませる毎日

そんな中、いつものように仕事を終え
ラジオを聴きながら車を走らせていると
師匠からTEL
「今日高島でメーター級のヒラマサが乱舞しとったで〜」
この電話を受けた時はことがきっかけで
私の釣りに行きたい感情が爆発し
そのままかめや総本店へ
そして以前から購入を考えていたヒラマサ天剛2MHを勢いで購入してしまう異常行動
釣りに行けないのなら道具でも買おうかな
という心理状態になってしまうのは私だけでしょうか?
この頃は釣りに行きたいけどいつ行けるのかもわからない状態が1年以上続いていた為
病みかけでした笑

そして秋の大政フィーバーも終わって
ほとんど釣れていない3月
急遽時間が空き、
その途端無意識レベルでかめや浜田店にボイル解凍予約の電話をしてました

師匠に声をかけると
「行けるよ」
との嬉しいお返事を頂いた為
元々伍八に行く予定でしたが予定変更
本来行きたかった磯に向かう為
新留渡船に向かいます

師匠と2人での釣行は10年ぶりくらい?
行き先を馬島タイコ狙いで意見が一致し
車内ではワクワクが止まりません

新留渡船に足を運ぶのも久しぶりですが
駐車場には自分たち以外は1台しかいません
釣れてないからか?
先客2名は平島指定
私たちはタイコ希望で
松原湾を出ましたが
ウネリが意外と残っており
船長から「桂行く?」
うーん、桂は釣れるんだろうけど
ブルーシート持ってないし
遠投しにくいし、、、
相性の良い遠島西は
この時期は希望が薄いし
と考えがまとまりませんが
快適に釣りをすることを優先して
遠島西を選択

この時期はあまり気が進まない遠島西
釣れるイメージが湧きませんが
いつもより深棚の竿2本半、ハリス7号3ヒロ
にて開始

この日の潮は終始満ちで緩やかに右流れ
潮の流れ的には悪くないのか
軽く道糸を持っていく当たりが何度かありますが
なかなか乗らない
餌は2本半で残らないので
2本→1本半→1本ちょい
と浅くして先ほどと同じような当たりで
小鯛2枚追加
さっきのは小鯛か?
ですが大きいサイズが釣れません

もう少し棚が深い?
2投毎に棚をこまめに変え
ますが狙いの2本半は餌が残らず
餌の残る1本〜2本の間を攻めます

本日は天剛2MHのデビュー戦
釣らないわけにはいきません
MHはたぶん4.5号くらいだと思うので
普段使ってるカゴスペよりは重たいです
また、竿の名前に「ヒラマサ」とつくだけあってか
硬いのでカゴスペよりは遠投が難しい
いつものワカナカゴ12号を15号に変え
投げる時に指を離すタイミングを少し早く離す
カゴスペの感覚で投げると
仕掛けが真っ直ぐ前に飛んで高さが出ないので
上に飛ばす感覚で投げると
いつもより遠投できました
慣れが必要です
そして改めてカゴスペは扱いやすい竿だと感じますね
良い竿だと思います

そんなこんなで納竿30分前
潮はゆる〜く平島方向へ流れだしたので
ハリスをグランドマックスFX7号から
使い慣れてるVハード6号に落として様子を見ると
やはり同様に小鯛?がパラパラと道糸を持っていく当たりがありますが
乗らないし後に続きません

ただ、やはり2本半の棚が諦めきれないので
ラスト1投、2本半に深くして遠投
深場を探ってみます

しかし希望の薄い春の遠島
やっぱりダメか、、、と目を逸らした瞬間に
オープンベールにしていたリールから
バチバチバチバチッ!!!!
と糸が弾け出ました

焦る気持ちを抑えて
体制整えた後にしっかりと合わせると
ギュイーン!!
天剛が綺麗な弧を描きます

自分が立っている場所は
足元に岩が張り出している高場
取り込みやすいように
低手まで移動して引きに耐えます

久しぶりの強烈な当たりにめちゃくちゃ興奮しております
「走る」というよりは「重たい」と思った頃から
コンッコンッコンッと叩くので
マダイ確定

あとはしっかりバラさないようにゆっくり寄せると
赤い魚影が見えてきました
サイズの割には体高があるので
デカく見えます
65センチくらい
お腹がパンパンでかなり重量感がありました

大鯛と呼べるほど大きくはありませんが
良型が釣れたので大満足
このサイズでも尻尾の大きい鯛は
引きが強く楽しませてくれますね
平政ではありませんでしたが
天剛の良いデビュー戦となりました

これにてこの日の釣りは終了
満足のいく釣行となりました
釣れると帰りの浜田道も眠たくないですね
次回は隠岐の島島後大鼻島編を更新します


【浜田 生湯 沖の遠島西】夏の風物詩

2023-08-27 15:36:00 | 浜田 生湯

2020年8月

浜田で夏の風物詩と言えば?
釣り人に聞くと即答されると思います
 
豆ヒラですね
決して好調と言えるほど釣れてませんでしたが
この時期になると体が勝手に浜田へ車を走らせます
 
昔は1日に何十本と釣れることも多々あったそうですが、ほんと数が少なくなりました
温暖化の影響ですかね
ヒラマサが卵を産むアカモクが、温暖化で北上してきたバフンウニのエサとなっており、ヒラマサが産卵する場所がなくなってきているみたいです、、、
山陰でヒラマサが釣れなくなる=人生終わったようなものです
釣り人にとって温暖化は人事ではありません
話は脱線しましたが、やはり人気なのは生湯の平島
この日は平島5人上がってましたが、私たちは希望通り沖の遠島西
ウネリも若干残っていると予想してたので、正解でした
 
ベストは平島ですが、ウネリがあると足場の良い平場に立たないし
複数人で高場で釣るのはかなり難儀するので
確実に1匹釣るのなら遠島がベストな選択だと思ってます
 
遠島西は過去にもかなり上がりましたが
相性が良く、ほぼ釣れてます(ボーズは2回くらい)
根拠のない自信に満ち溢れてますが、それだけ通いました
やっぱりいましたね
棚は竿1本ちょい
当たる時間は少し遅めでしたが
小鯛が釣れ出したのでヒラが回ってきたか?
スプールからパラパラパラと緩やかな道糸の出方で豆ヒラと確信
 
小鯛が釣れ始めると豆ヒラが釣れ始める合図と聞いたことがありますが
やはり本当なんですかね
豆ヒラ釣れるときは
ほぼこのシチュエーションになります
 
 
掛けた豆ヒラ
豆にしては結構引く
けどやっぱり豆ヒラ
カゴスペ4号だとすんなりキャッチ
 
豆ヒラではなくヒラマサ釣りたいですが、贅沢ですね
結果1匹だけでしたので自慢出来る釣果ではないですが、
この日も全体的に釣果が悪かったので、良しとする
 
ところで豆ヒラって何センチまでを豆ヒラと言うんでしょうかね
個人的に感じてることは
サイズだけの問題でもなく、時期的な部分も絡んでるのかなと
シーズン初期の50未満〜55くらいまでを豆ヒラと載せてる渡船屋さんはよくいると思います
夏終盤の60前後になると小マサ
65〜80くらいをレギュラー
と浜田では言ってる気がします
九州の方からすると、80センチでもヒラゴらしいですが、、、
地域によって様々ですね
どちらにせよ私が今回釣ったサイズは豆ヒラに変わりなく・・・
 
長い間釣りに来れず
ヒラマサを釣ってないので
早くヒラマサ釣りたいですね