変わった雲
早いものですね。ブログを始めてから今月で15年目に入ります。
2006年から始め、はや14年が過ぎました。
月に1~2回しか更新は出来ませんが、のんびりと、続けていますよ。
思えば、14年間で色々有りました。
でも、最大の試練は、去年の大腸がんの手術でしたね。
まさか、自分が癌になるなんて、……!
今は二人に一人は癌になると言われているので
自分がなっても不思議では無いのです。
寧ろ、自分はならないと思う方がおかしいのかも?
でも人間て、自分が可愛いから、そう信じたくなるのね。
忘れもしない去年のゴールデンウィーク中の5月4日
突然お腹が痛くなり、下痢状態に…1時間くらいは痛みをこらえて、
我慢をしていたけれど直らず、しまいには血便が出てきたので…
救急車を呼びました。
検査の結果、大腸に何かあるので詳しく調べた方が良いと言われました。
連休が終わってすぐだと、混むと思ったので、1週間後の
5月13日の月曜日に紹介状を書いて貰った病院にいきました。
そこからが大変でした。小さい病院と違って、今日行って又明日と
言うわけに行かず、次は1週間後とか15日後とかの予約になり、
時間がかかりました。色々な検査を終えて、最終的には7月中旬に
大腸癌と診断された。入院手術することに。
S字結腸癌とか言われたのかしら?
大腸の中にあるふたつの大きな癌の映像を見せられました。
一つはクレーターのような形をしていたわ。
もう少し遅かったら、大腸の壁を突き破っていたと言われました。
肝臓に10個と肺に1個転移が有りました。
ステージ4です…と。
完治はしません。あくまでも、延命治療です。
治療はしますか?このまま何もしなければ、あと1年です。
そう言ってから、持っても2年ですと言い直されました。
1年後には私はこの世に居ないの?…信じられません。
手術をして下さい。治療もお願いします。
思わずそうお願いしました。
入院は2週間、腹腔鏡手術です。今はみんなそうみたいね。
朝9時から始まり、終わったのが4時頃だったそうです。
約7時間です。
もしかしたら、人工肛門になるかもしれないと言われましたが
そうならずに、済みました。
手術後は全身チューブだらけです。辛かったわ。
特に、喉に付いてる管がウトウト眠ると、喉に突き刺さり、
痛くて目が覚めるの。足をマッサージする器具も段々
辛くなるし、最初に喉の管を抜いて貰いました。
7月の後半に退院し、傷の治療に通院をして、
抗がん剤治療は8月末から始めました。
入院をして、胸にポート(管)を埋め込む手術をし、
翌日から、ポートから点滴をいれます。
1週間後に退院でした。それから、1週間休薬して
又、治療を始める事になりますが、
胸に入れたポートの傷が化膿して、治療を始めるはずの日に
緊急手術でポートを取り出しました。膿が心臓に入ったら
大変な事になるとこでした。
暫くは治療を延期です。
そんなことなど有りつつ、何とか治療を続け、1年生き延びました。
今も治療中で副作用があり、体力が落ちてきていますが、気持ちは
強く持ち続けたいと思っています。
これからも、ブログは更新していきますよ。