立て続けに、知り合いの訃報に接しました。
それも、二人とも同じ年で原因の病名は癌。
一人は、従妹の旦那、そしてもう一人は
ジジイにとって「蕎麦」の入口は彼との知り合ったことでした。
丹波青垣、「蕎麦処・大名草庵」西岡芳和さん、
2007年ごろからです、彼もジジイもまだ現役でした。
彼は蕎麦好きか高じて長年の夢であった蕎麦屋さんに
まだ、店もオープン前で、どのような蕎麦を提供していくか試行錯誤の
ころでした、プレオープンの前の試食会にお邪魔した思い出が
あります。2008年11月のグランドオープン。
持ち前の熱心さと器用さで瞬く間に丹波の有名店になりました。
また、店の立地や茅葺屋根の雰囲気がマッチしてTVやいろんなメデアに
紹介され、予約をしないと入れないぐらいでした。
十割蕎麦に固守して早朝から蕎麦打ちをしてる聞きました。
新しい店主の娘さんのブログでの挨拶です、少し長いですが是非
お読みください。
2008年11月1日
「そば処 大名草庵、」は始まりました今日から15年目を迎えます。
ここ最近、こちらのブログは現店主である娘が担当しております
さて、ここで改めて「大名草庵、」の経緯を・・・
前店主・西岡芳和と順子夫婦は、蕎麦屋開店を夢見て
ここ丹波市青垣町にぴったりの物件をみつけました。
縁もゆかりもない土地でしたが、自然が近く水が美しい
周りの人たちが穏やかなこの地域が気に入り、移り住みました。
地域の人たちにも温かくしていただき、友人・知人にも恵まれました。
開店した一週間後には、みんな大好き「人生の楽園」に出演し
テレビの凄さを思い知りました。
5年ほど前、父に病が見つかりましたが、
無事10年目を迎え
周年イベントには多くの方に参加・協力していただきました。
しかしここ2、3年徐々に蕎麦打ちが難しくなり
今年、私たち娘夫婦が正式に承継しました。
今日、15年目を迎えましたが、
父はそれを待つことなく、先日10月24日に永眠いたしました。
今までお世話になった方々、ありがとうございます。
父は最期まで、家族やお店のことを気にかけてつい最近まで
新メニューの開発にやる気満々でいたところでした。
さみしくて、さみしくて、さみしいですが、みんな元気です。
少しお休みいただきまして、11/3からまた営業再開いたします。
母と私たち夫婦、一緒に働いてくれているみんなで
これからも頑張りますので、今後共どうぞよろしくお願いいたします。
11月は紅葉シーズンで、当店が一年で一番賑わう予定です。
ゆっくりお話することはできないかもしれませんが、
ぜひお蕎麦を食べに来てください。
ご予約お待ちしております。
今年の2月ごろに訪れ、しばしお話ししました。
当時のブログ
ジジイの「峠を越えて蕎麦を食べに」 このシリーズの原点です。
もう彼との蕎麦談議が出来ないのは寂しいですが、落ち着いたころに
訪れて、奥さんと昔話をしたいと思っています。
お二人のご冥福をお祈りいたします。
ちょうど同じ時期にブログ仲間だった夢人さんも亡くなり、かっててん川に集まったことを思い出しました。歳月は哀しいですね。
この歳になると寂しい便りが多くなります。
そうですね皆さんと一緒に「大名草庵」を
訪れたり、「てん川」でプチオフ会を開いたりと。
とぎどき訪れるピピア売布で先生の「将棋会」の
案内を見ながら懐かしく思っていました。