あの日から１年・・・

平成２３年３月１１日。
東日本大震災・・・。僕等は、この日の出来事をけして忘れてはいけない・・・。
そう思いながら過ごしてきた。あの日から、１年・・・。

当時、僕は第１子妊娠３４週～３５週目で大きなお腹を抱えていた。
お昼過ぎくらいまで、いつものように家事をこなし、ランチを食べ終え部屋でひとり、のんびり寛ぎながらテレビを観ていた。
いつもの見慣れた報道番組のテレビを観ていたら、地震速報と共に目を疑うような残酷な映像が映し出されはじめた。

僕の住んでいる町は、高知県だが・・・確か、地震は高知県も揺れたと思う。
震度までは覚えていない・・・。
なぜなら、僕は当時テレビ画面を観ながら映し出される残酷な映像に放心状態だったからだ・・・。

この日放送していたのは、地震直後の映像で、大きな津波が町全体を残酷に呑み干していく映像だった。
中には、至る方向から大きな津波が来ている中で、逃げ惑う住人達の姿も映し出されていて、車に乗り込み逃げようと必死になっているのに・・・残酷にも波が来て呑み込まれてしまう人達の姿も映し出されていた。
僕は、番組を観ながら、逃げていく人達の安否が気がかりで、番組の内容なんてはっきり覚えていないのだ・・・。

「無事に逃げれてのかな？」とか「大丈夫なのかな？」とか落ち着かずひとり部屋の中で、呆然としていた・・・。

この日から・・・数日後に、僕は緊急入院により緊急出産となりまった。
第１子の出産予定は、４月２４日でしたが・・・地震の影響もあったのか？
分からないけどぉ１ヶ月も早い早産で３月２４日長男を出産。

約１ヶ月くらいの入院を余儀なくされたけど・・・退院後にテレビを観ていたら、当時３月１１日・・・あの大震災で揺れている時間に出産したと言う母親の事を放送していました。しかも、１人ではなく何人もいたりして・・・。
あの震災の中で、生き抜き・・・尚且つちいさな生命を守り抜き出産したママさん達を
観て・・・「もし僕が同じ立場で、地震が起きたら・・・大きなお腹を抱えて逃げ切ることが出来るのかな？」と考えたとき
「ママさんって凄い！！」と思った。
同じ妊婦さんだった当時の僕は、震災の中で出産したママさん達の姿に励まされ現在、もうすぐ１歳を迎える我が子を大切に守りながら育んでいるところです。

そして・・・今年・・・。
もうすぐ１歳を迎える第１子は、１歳を迎えた直後にお兄ぃちゃんとなります。
第２子妊娠中で、現在妊娠３５週目。
予定日は、来月上旬～中旬くらいです。




いつ起きるか予測出来ない大震災・・・。
今度は、恐れられている「南海地震」。どうなるのか分からないこの先・・・未来。
僕は、ママとしてちゃんとしっかり小さな我が子を２人連れて冷静な判断で守りきることが出来るのか・・・なんて、考えてしまう。



今日は、ほとんどのブロガーさんが、それぞれの思いを綴っていると思うけど・・・。
僕も、あえて今日はあの日から１年経ったけど・・・まだまだ、復旧には程遠い・・・。
避難所生活をしている方も、たくさんいる。
「今日生きていられることに感謝し、明日に希望」を抱きながら１日でも早く復旧出来皆様の笑顔を見ること出来ることを願うばかりです・・・。