思い出「友人と紅葉イチゴ」

小学5年生ころのクラス反省会の思い出。

マサ君、山仕事のオジサンから注意されました。

マサ君は熊の出る山に行って紅葉イチゴを採ってるそうですが、冬眠から目覚めた熊が、子熊に紅葉イチゴを食べさせる場所です。危険ですからもう行ってはいけません。

優しい邦子先生がにこにこと注意しました。

クラスでも飛び切り頭がよく飛び切り可愛いマサ君は、大きな目をくりくり見開き、頬をぷーと膨らませ、先生に言い訳しました。

先生熊さんは広いたくさんイチゴが生ってる場所で食べてます。僕のところは小さな広場で少ししかありません。

僕は大きくなったら熊さんと交代します。

それにばあちゃんが紅葉イチゴ大好きです。

先生も、僕たちもにこにこ下を向いてしまいました。

年寄りの道草散歩(松ぼっくりと団栗）

この棚をじっと見ているのは、連休で遊びに来た小1の孫娘だ。

昨年もじっと見ていたが、今年はさらにじっと見ている。

「じいじ、団栗と松ぼっくりが増えて奇麗だね。」

「じいじが秋に散歩中拾ってきて飾ったよ、雪も描いたよ。」

「松ぼっくり、私も大好き、松ぼっくりは水に濡らすと固まるよ」

二人で試してみると、小さく固まったので驚いた。

「じいじ、心配ないよ、乾くとまた開いて奇麗になるよ、今年のクリスマス、明かりで飾りましょう。」

うん、そうしよう、答えて、どんな飾りより孫の笑顔が可愛かった。

楽しかった連休は、あという間に過ぎて、飾り棚はシーンと静まり返っている。

年寄りの道草散歩(近くの花たち）

　地震時の建物の危険度を判定する「応急危険度判定員」をしています。

　年寄りなので、体力を維持するため、空いた時間はひたすら近くを歩きます。

　八王子市南大沢に住んでいますが、緑地が多く、たくさんの花、野鳥、公園の池には魚も見られます。

　近くの保育園の子供の可愛い姿も見られます。

　奇麗、可愛いが大好きなので、散歩しながらそのことを書いていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

年寄りの道草散歩（四十雀）

今日は、尾根の雑木林を歩いてみました。

思いがけず、ハンショウズル（半鐘蔓）が咲いていました。

「あー奇麗だね。」といつものように声をかけ、通り過ぎると、

石垣の上から、ジッジッジッと四十雀が威嚇してきました。

「どうしたの？」と声をかけ、避けて通りすぎると、巣穴と思われる隙間に入っていきました。「ダメダメそれでは、巣のありかを教えてるようなものだよ。」と心配になりました。無事子供たちが巣立てば良いね。と思いそっとその場を離れました。

年寄りの道草散歩

　外の道で元気な子供の声がすると、散歩に出発する。

　可愛い小学生に交じって出発。

　校門の手前で児童と別れ、静かな緑地の中を歩くと、丘に囲まれた草原の奥に一輪草が咲いていた。

　風に吹かれて揺れている花に、奇麗だねと声をかける。

　最近、親に手を引かれた子供たちにも、道で出会う犬たちにも、野鳥にさえも「可愛いね。」と声をかけることが多いと思う。

　そういえば、竹林の中で四十雀が鳴いているのに「なーに」と話しかけているのを、通りがかった人に不審顔で見られ、赤面したこともあったなと思いだし、また顔が赤くなるのを感じた。

　気を付けようと反省した。

　反省は何回もした。今度こそはと反省した。