外の道で元気な子供の声がすると、散歩に出発する。
可愛い小学生に交じって出発。
校門の手前で児童と別れ、静かな緑地の中を歩くと、丘に囲まれた草原の奥に一輪草が咲いていた。
風に吹かれて揺れている花に、奇麗だねと声をかける。
最近、親に手を引かれた子供たちにも、道で出会う犬たちにも、野鳥にさえも「可愛いね。」と声をかけることが多いと思う。
そういえば、竹林の中で四十雀が鳴いているのに「なーに」と話しかけているのを、通りがかった人に不審顔で見られ、赤面したこともあったなと思いだし、また顔が赤くなるのを感じた。
気を付けようと反省した。
反省は何回もした。今度こそはと反省した。