幼かった日に見た夕焼け 2024-10-11 21:55:19 | 日記 私の家は山深い田舎の村でした。 幼い日、遊びに夢中になって、夕焼けに驚いて家路についたものです。 帰り道、既に家に灯がともっているのが見え、母が夕食の支度をしてるだろうと、走って走って家の近くに来ると、夕食のほうとう(山梨で味噌と小麦粉で作る名物食)の匂いがして、お腹が空いているのに気づいたものです。 年を重ね、母が老いて、「ごめんね、手が弱って小麦粉練れなくなったの。」とさみしそうな顔をしたのを、今でも夕焼けを見ると思い出します。