いまを生きる (1989) 128分
原題: Dead Poets Society
オススメ度…
アカデミー脚本賞受賞作。
スタッフ
監督:ピーター・ウィアー
脚本:トム・シュルマン
作成:スティーヴン・ハーフ
音楽:モールズ・ジャール
撮影:ジョン・シール
編集:ウィリアム・アンダーソン
あらすじ
1959年、バーモントの全寮制学院ウェルトン・アカデミーの新学期に、同校のOBという英語教師ジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)が赴任してきた。ノーラン校長(ノーマン・ロイド)の下、厳格な規則に縛られている学生たちに、キーティングは「教科書なんか破り捨てろ」と言い、詩の本当の素晴らしさ、生きることの素晴らしさについて教えようとする。このキーティングの風変わりな授業に、最初はとまどうものの、次第に行動力を刺激され、新鮮な考え、規則や親の期待に縛られない、自由な生き方に目覚めてゆくのだった。キーティングは授業中に突然机の上に立って宣言する。「私はこの机の上に立ち、思い出す。つねに物事は別の視点で見なければならないことを! ほら、ここからは世界がまったく違って見える」。生徒も立たせ、降りようとした時に「待て、レミングみたいに降りるんじゃない! そこから周りをきちんと見渡してみろ!」と諭す。
ある日、生徒のニール(ロバート・ショーン・レナード)は学校の古い年鑑に、キーティングが学生時代に『デッド・ポエッツ・ソサエティ』というクラブを作っていたことを見つけ、ダルトン(ゲイル・ハンセン)やノックス(ジョシュ・チャールズ)らと共に、近くの洞窟でクラブを再開させる。ニールの同室である転校生のトッド(イーサン・ホーク)も、誘われるままそれに加わった。そして彼らは自らを語りあうことで自分がやりたいものは何か自覚してゆくのだった。ノックスはクリス(アレキサンドラ・パワーズ)という娘との恋を実らせ、ニールは俳優を志し『夏の夜の夢』の舞台に立った。しかし父親(カートウッド・スミス)に反対され、陸軍士官学校に転校させられることになったニールは自ら命を絶った。この事件を捜査する学校側は、退学処分を切り札にデッド・ポエッツ・ソサエティのメンバーに証言を強要し、やがてそれは煽動者としてキーティングの責任問題に結びつけられ、彼は退職を余儀なくされる。キーティングが学院を去る日、一度はキーティングを裏切って告発書にサインした生徒たちが、裏切った後ろめたさを吹っ切るように、口々に"Oh Captain, My captainn"といいながら、1人ずつ机の上にすっくと立つ。 "Oh Captain, My captainn"とはキーティングが最初の授業で引用したウォルト・ホイットマンの詩の一節である。彼は、私をキーティング先生と呼ぶのもいいが、よかったら"Oh Captain, My captainn"と呼んでくれないかなあ、と生徒たちを笑わせるのだ。生徒たちは、その言葉を覚えていたのである。 トッドたちは校長の制止も聞かず机の上に立ちキーティングを見送る。それは彼らのせめてもの抵抗の証しであった。
キャスト
ジョン・キーティング…ロビン・ウィリアムズ
ニール・ペリー…ロバート・ショーン・レナード
レッド・アンダーソン…イーサン・ホーク
ノックス・オーバーストリート…ジョシュ・チャールズ
チャーリー・ダルトン…ゲイル・ハンセン
リチャード・キャメロン…ディラン・カスマン
スティーヴン・ミークス…アレロン・ルジェロ
感想
主演にロビンを選んだのは◎。
脚本も、最高によかった!!
この作品は、終わりも◎。
でも、ちょと古くて流行とかも変わったから、共感しにくい部分もある。
2012
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