のほ本ブログ

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十角館の殺人 : 綾辻行人(著)全357p

2020-01-21 11:32:21 | 

2020年1月21日は 『十角館の殺人』 を紹介します。
この本は 綾辻行人さん によって執筆されました。


【主な内容】
 大学の推理小説研究会に所属している一行は、角島と呼ばれる島を訪れた。
この島では半年前に有名な建築家 中村青司 の自宅が全焼し「殺人事件」として調査が行われていた。 そういった事件も相まって彼らは今回の好奇心をくすぐられ、この島で1週間を過ごす計画を楽しみにしていたのだ。だがこの旅行は、徐々に良からぬ方向へと進んでいく…


【個人的なポイント】 
 この本は依然紹介した「そして誰もいなくなった」を読んだ後に読むと比較が出来て面白いです。 日本ミステリー界ではこの本の登場は衝撃を持って迎えられ、この作品以降のミステリーを「綾辻以降」と区別するようになる等、絶大な影響力を誇りました。



以上でこの本の紹介を終わります。
以前このブログで書かせていただいた 「そして誰もいなくなった」 を読んだ後にぜひこの本を読んでみてください !

【余談】
近年、「かがみの孤城」等で評価されている 辻村深月さん は幼いころにこの本を読み衝撃を受けて以来、綾辻さんの大ファンとなり、ペンネームの「辻」も綾辻さんから拝借したそうです!