ひとつのうた

心のなかのひとつのうたを大切に、日々の想いを綴ります。文章・画像等の無断転載はお控えください。 kiriyo

今日一日

2020-02-18 22:45:00 | エッセイ
今日は、おやすみ。

今日という日に、一日を駆けたきみは、偉いんだよ。
精一杯、自分の心と人の思いに向き合ったよね。
だから、またきみの今が変わっていくんだ、確かな明るい未来に。
もがいてもだめだから、きみはこの目には見えない心の声に耳を澄ました。自然と、自分と世界が繋がる時の存在している感覚は、きみが幼い時から覚えている大切な感覚。でも、繊細な感覚。
心がざわついてしまうと、よく見えない。
頭で考え過ぎても、わからない。
この心を、繊細な気持ちを誰かに開くこと・伝えること・届けること。
勇気も必要だけれど、きみは何も間違ってなんかいないんだ。
一生懸命自分と人と向き合うこと、それができたなら、この生かされている日々に悔いはない。
きみが今を生きて後悔ないと思えることが、何よりも大切できみだけの煌めき。
明るい気持ちでいることだって、大切な事に橋を架けてくれる力。
理屈じゃなくて、生きていることを人と分かち合うことの有り難さが、きみの心を変えてゆく。
だから、感謝をして、自分を信じて、輝いてゆく未来を迎えよう。
自分を大切に生きること、大切な人と触れ合うこと、より良い歩みを、大変なときも地道な努力を続けることで、必ず幸せが訪れる。
心の中の声を掬いあげて、その為に出来ることを自分のペースで叶えてゆこう。
自分を愛そう。
ひとにきみの気持ちは伝わる。きみが心から笑えるように、心から生きられるように、願い、明日も頑張りたい。


大切なこと

2019-11-03 23:38:00 | エッセイ
大切なことに気付いたんだ。
長い道を、懸命に歩いてきて、欠けた私の心が全てを願い求めた時、開いた瞳。
映り込む世界、異国の地の風景、そこは世界の果てを見るような・・・私が心で全身で、魂で抱かなければいけなかった瞬間。
この不器用な心を、自ら動かして、澄まして、目の前の世界と自分を捉えた。
ああ、昔に感じたこの感覚なんだ。私という人が大切なものを、ことを自分の中に息づかせる・・・目覚めさせる、それは、他でもない自分を生きるということ。
私の心の目は開いて、外へと出て、夜の暗さの中、ホームの電灯に光る徐々に近づく電車に乗り込んで街へと向かうあいだ、いつかの安らかな心持ちで、ゆっくりと揺られ、自分自身の感覚を取り戻していた。

自分の手で、眩く輝く命を、何より大切に抱いていたい。
一日一日は確かに進んで、絡んだ痛みも優しく緩やかに解けて行く。
私が、人びとが、大切な心が生きている。
耐えることも、精一杯だった日々が、大切なひとの励ましと自分の頑張りで、少しずつ温かく生まれ変わる。
心と身体が、大切なことに気付いてゆく。

だから、ここに心からの感謝と、これからも心から生きることを誓う。