先週の遊びすぎの疲れが今頃出てきたのか、今日は朝から不調。
身体は重いし、食欲はないし、なんだか頭もぼーっとしています。
朝、夫を送り出してテレビをつけてみると、どこもかしこもエリザベス女王の国葬のことを事細かにやってる。
エリザベス女王は私にとっても親しみのある方だし、亡くなられたのは残念だし、なんせ自分が生まれたときから実在している「リアル女王様」だから悲しい気持ちもある。
けど、その国葬を日本でここまで事細かに報道する必要、ある?
・・・・・と、頭がぼーっとしてるのもあってちょっとイラっとしてしまい、テレビは消してしまいました。
そして、当面日本で予定されている「国葬」、ホント、やめればいいのに、とため息が。
こんな立派な、誰からも文句を言われることのない本物の「国葬」の後に、今や叩けばいくらでも出てくる埃まみれの元首相の「国葬」をごり押しする日本、恥ずかしくない?と。
で、気分を変えようと、録画してあったドラマを見ました。
NHKの「プリズム」。
プリズム
都内の園芸店でバイトする前島皐月(杉咲花)。声優を目指すが諦めかけていた。何をしても本気になれない。恋も同じだった。しかしある時、ガーデンデザイナーとして活躍...
プリズム - NHK
7月から3か月、たっぷり時間をかけて丁寧に作られた、良いドラマでした。
主人公・皐月(杉咲花)の両親の離婚理由が、父がゲイだった、とか、皐月の恋人になった陸には男性との恋愛の過去があった、とか、最初のうちは、設定に無理がない?と思うこともなかったんだけど、ドラマのテンポがゆったりしてるのとテラリウムやガーデン作りという題材が心地よくて見ていました。
陸は昔愛した悠磨(森山未來)に再会しても、昔のことは忘れて皐月と幸せになろうと「努力」してる、皐月も陸の過去は過去として受け入れようと「努力」している、悠磨も今の二人の幸せを願おうと「努力」してる・・・
最初は、それでいいんじゃないの?と思ってて、その関係を1本の糸に出来た小さな糸玉みたいな感じに描く意図が良くわからなかったんだけど、ある時娘に「どんな話なの?」と訊かれてあらすじを説明する中で、ドラマの意図みたいのがぱあぁ~っと霧が晴れるみたいに見えてきました。
なんか不思議な感覚でした。
でも、他人への忖度とか、集団で空気を読むとかの圧が強くなった今の世の中、相手を尊重すると同時に自分の幸せも守ることを考えないといけない、というより、自分の幸せも考るべきなんだ、と、なんが言葉にすると当たり前のようだけどそれが難しい世の中になってるんだなと思いました。
藤原季節さんって素敵な俳優さん。
「空白」っていう映画では、無口でいつも不機嫌な漁師の役をやってたんだけど、「同じ人」っていう佇まいで驚きました。
NHKのドラマってホント、ハズレがない。
そうそう、来年の1月からは「よしながふみの大奥」がドラマ化されて、なんと福士蒼汰くんが大きな役で出ます
こりゃ、ぼーっとしてる場合じゃないわ
思い出したら元気が出た・・・ような気がします~(単純)
さて、夕飯の支度にかかるか
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