配信で宝塚観劇。
「応天の門」は青年コミックが原作のもので、菅原道真と在原業平がバディのような感じで事件や問題を解決していく、というもの。
「菅原道真」って晩年に太宰府に左遷されたイメージが強いけど、舞台化されたのは漫画の冒頭部分で主人公は若き日の(少年に近い)菅原道真です。
漫画はまだ連載中で、追々歴史的な側面も描かれて行くんだろうけど、今回の宝塚においては「設定を使わせてもらいました」みたいな感じで、別に道真と業平である必然性は全くない話でした(まあ、原作にある話なんだけど)。
平安時代というビジュアルが宝塚に合ったんだろうなー、いろいろ麗しかったから。
宝塚にしては珍しく、色っぽい部分は二番手さんが担って、トップ同士のロマンスは無し。
トップ娘役の海乃美月が完全に「おねーさん」で、トップコンビがこういう役回りの作品も珍しい。
でも宝塚の作品としてはとても楽しめるものに出来上がってたと思います。
宝塚の先生はさすが、ツボをよーく押さえていらっしゃる。
トップの月城かなとの道真もめっちゃ良かった、というか上手かった。
不愛想なんだけど憎めない可愛らしさと、まだ大人じゃない少年ぽさがあって、月城かなとってギャツビーがぴったり似合うような、宝塚の5組の中でも大人っぽいの筆頭のような人なのに、あんな少年ぽさを出せるのはすごいな~と唸りました。
ショー「Deep Sea」は文字通り「海の底」をイメージしたラテンショー。
海の底とラテン・・・・・・なぜ・・・?って感じだけど、まあそこは宝塚だから。
衣裳が豪華
うみちゃんを筆頭に娘役さんたちが色っぽい
ダンスが激しい
そして、れいこさん(月城かなと)がカッコイイ~~~
久しぶりの宝塚歌劇、堪能しました。
東京公演の配信も観るぞ~
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