スペインガリシアちょい住み

スペインにはまって3年目、1か月現地に住んでみることにしました。 

スペイン路線バスの不思議

2017-09-30 15:57:52 | 旅行


昨日Viligaliciaに路線バスに乗って行きましたが、相変わらずスペイン路線バスの旅は不思議に満ちています。

不思議1 次通過する停留所の案内はありません。 その代わりに運転者がラジオをかなりの音量で車内放送で流しています。 大抵は音楽です。

不思議2 昨日来たのはマイクロバス、いつもは大型観光バスみたいなのがくるだけど20人ぐらいしか乗れないマイクロバスでした。 しかも朝はViligaliciaまで買い物に行くいhとが多いので満席。 なんでこんなマイクロバスがくるんだろう?

不思議3 停車ボタンが様々。 昨日のマイクロバスは最後まで分からなかった。他には、車内にレールがあり、6個ぐらいのStopボタンがあります。 日本のように手の届く範囲に必ず停車ボタンが無いので、座るときに場所を選ばないと押せません。

不思議4 行きはViligaliciaのバスセンターらしきところに到着、ここがバスセンターなんだと思って帰りに行くとバスの時刻表がない。 近くにいた近郊バスの運転手に聞くと「ノーアキ」こういう時はわからないスペイン語でも聞こえてしまいます。「ここではない」 結局街外れにあるいつものバス停まで歩いてそこから乗りました。

不思議5 バス停には行き先も時刻表もない。それどころかバス停の名前もない。 三無いです。Viligaliciaからの帰りに隣のバス停で降りてCafeでのどを潤したいと思ってもバス停の名前がさっぱり分からない。

不思議6 16時発のバスが遅れて15時55分にバス停に来ました。 日本なら直ぐに乗客を乗せて出発するのですが、ここではおもむろに運転者が外に出てタバコを一服。その間に隣の運転手と雑談。 16時5分になってエンジンをかけて出発準備。 切符を売るのも乗客と冗談話をしながら結局16時10分発。 でも誰も苛立っていない。 ここはスペインガリシアです。 時間より大事なのはお話です。

共通点1 ここBaionの住民に聞くと老人と女性を除くて車社会なのでバスの事を知らない。 乗ったこともなければ、料金も時刻表も全く知らない。 朝晩は学校送迎用のバスが沢山走っています。 平日は1時間置きのバスが土日は一日に5便ぐらいになります。

あり得ないと思う事
老人が危なそうな運転をしていることがあります。 車も軽自動車ぐらいで、ナンバーも黄色で他と違っています。 馬ガイド曰く。 彼らは地域限定で市内には入れない。 運転免許はない。 老人だって田舎なら買い物も行くし、病院にも行く、Cafeにも行く。 車が運転できなかったら暮らせないだろう。 ただし危ないからこちらも気をつけるし、交通量の多い市内には入らない約束だからそれで大丈夫。 依然スペインは謎に満ちています。

スペインガリシア州で現地の人と同じように暮らしてみたい

2017-09-30 13:15:02 | 旅行
スペインガリシア州で現地の人と同じように暮らしてみたい、それも1か月ぐらいの長い期間でという旅がトラブル無く終わりになりました。 キリスト教の三大聖地の一つサンチャゴコンポステラを訪れる馬の旅を始めて3年、ガリシアの安全な環境、優しい人達、これでいいのかと思う額で家を貸してくれた乗馬ガイドに助けられてストレス無い生活でした。 朝はCafeで笑顔のお姉さんにいれてもらうカフェオレ、近くのマーケットで食品を買い自炊、たまにはレストランで食事。 そして近くの町ポンテペドラのスポーツジムでのZumbaレッスンに参加、馬もスペイン最果ての地フィステーラの最後のルートに乗ってきました。 最初の1週間は長いかなと考えていましたが、今はもう1か月、帰国の日だという思いです。 マドリッドやバルセロナなどの観光都市だったらこうはいかなかったでしょう。 バスが1時間に1回しか来ない田舎の村だったからよかったです。

昨日Cafeに行ったらCafeのおばさん、聞きたかったでしょう。 来年も戻ってくるのか通じないスペイン語で他のお客さんをほったらかしてて聞かれました。 もちろんイエス。

最後にCafeを飲みに行った翌朝お姉さんにアスタマプロキシマ(またいつかね)と言ったら「ありがとう」 日本語の勉強していたんだ。

Baionから自動車で鉄道の駅、そこからマドリッドまで帰ってきました。 帰国のフライト待ちです。
やはりガリシアの田舎はよかった。

Baionにある不思議な家

2017-09-30 13:11:16 | 旅行

道を隔てたすぐそばにある家ですが、Baionからパドロンに馬で移動するときに馬上から庭がよく見えました。 何を守るのか2門の大砲があります。 一つは家の入り口を守るように配置され、もう一門は壁際に隠れるように砲身だけ身をのぞかせています。 武器マニアかもしれませんが、実際の大砲が二門も置かれているのにはびっくりしました。 他は極々普通の家ですし、馬で通りかかった時も普通の人が普通の対応をしていました。

パン配送の話

2017-09-30 13:08:01 | 旅行

 田舎町のここではパン屋が車でパンを配達しているのを毎朝みます。 その配達方法がびっくり。 ちゃんとしていると私が思っているのは、手渡ししています。 老人の安否確認みたいな感じもありました。 次が郵便ボックスならぬパンボックスが設けてある家。 ここにパンにパン屋が放り込んでいきます。 次がプラ袋に入れてドアノブにかけてある。 最後はプラ袋から先がはみ出ている状態でドアノブにかかっている。 



最後は鳥が突っついたり、蠅がつくのではないかなこちらが気になってしまいます。 お昼になるとドアノブに引っかかったパン袋は無くなっているので住人がちゃんと回収しているでしょう。

海岸から4km離れたこの地には他に魚屋が行商しています。 昔のいい時代の日本を思い起こす風景です。

蠅の話

2017-09-30 13:07:07 | 旅行

こちらでは、Cafeやレストランで蠅が飛び回っていてもあまり気にしないです。 日本だと蠅がとまった食材だったら即座に廃棄するでしょうけど、スペインの人はうるさいなと手で払うだけで、蠅たたきで追ったら、ハエ取り紙があるわけではないです。 
Cafeでもエスプレッソマシンに蠅がいてもきにしないで、当然とした顔でコーヒーを作っています。衛生観念がいいと思っている日本でO157中毒事件が起こるなかで、こちらはそういう事も報道してないのか、報道に値しないのか、やっていてもわからないのか何が正しいのかわかりませんが、蠅はばい菌を運ぶ悪者というものではないようです。