うまれでくるたて
こんどは こたにわりゃのごとばかりで
くるしまなぁように うまれてくる
今度産まれてくるときは
自分のことばかりでなく
誰かのことにも心を配るような
そんなふうに 産まれてくるから
宮沢賢治の妹、トシが息を引き取る際
最期に言い残したことは?と問われて
言った言葉だそう
生きていると
ちいさなちいさな自分の抱える苦しみ、悲しみに囚われてしまう
そんな苦しみや悲しみから、自分を解放すると決めることが出来たら
自分にも まわりにも
同じように 温かい気持ちを持つことが出来たら
そんな人生は どれほど幸せだろう
何度も何度も声に出して読んだ
気がついたら、泣きながら読んでいた
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