トリデさま、いつもありがとうございます。
楽しく読ませていただいております
始めにお断りを入れておきますが、今回は写真がないので、うちの写真の中から適当に選んで入れてみました。
主人が撮ったボツ写真集からのピックアップ
文章とはあまり関係ありませんが、ご承知おきくださいね
7/27 追記 ☆彡
お写真、送ってくださったので追加しておきました
帯屋町のアーケードの夜でも明るい照明の下、目の前で繰り広げられている「よさこい絵巻」に、私はすっかり酔いしれていた。
まさに夢心地だった私は、この時間が永遠に続くような錯覚に陥ってさえいたのだが…
突然、アーケードの照明がフッと薄暗くなった。
ハッとして、思わず上を見上げた私は、夢心地の気分から覚めた。
そして、この日の祭りの日程がもうすぐ終わることを悟ったのだった。
と、そこへ前面に2つの大きな提灯をぶら下げた地方車が、向こうからやってくるのが見えた。
『「帯屋町筋」だ!!』
有名どころのチームは、時間的にもう見ることは出来ないと内心あきらめかけていたが、「一日の踊り納めは地元で」ということだろうか。
とにかく、この日最後の、有名チームの思いがけない出現に、私は大いに喜んだ。
「帯屋町筋」の地方車は渋い色使いで、サイドには松が描かれていた。
地方車の傍らでは、スタッフが「帯筋」団扇を沿道の人々に配っていて、私も団扇をゲットできたのは前述したとおりである(笑)。
また、衣装は今年も、このところ続いている赤、白(クリーム?)、紺色の組み合わせに独特の「帯筋」マークが入っているものだった。
写真は追手筋での「帯屋町筋」
そして、実はこのチームには、私にとってのサプライズがあった。
なんと、この中に福井から参加しているメンバーがいたのだ
前年の福井の祭りで私がスタッフとして動いていた時、洗練された踊りといい、「ヂャッ、ヂャッ」と見事にうち揃った鳴子の音といい、よさこい節とイッチョライ節が見事に融合した楽曲といい、他のチームとは明らかにひと味違う、高知テイストに満ちあふれたチームを見かけ、私は思わず目を見張った。
後日、そのチームの代表の方であるWさんにお会いして話を伺ったところ、やはり高知のよさこいが好きで、それが嵩じてとうとう自らチームを立ち上げ、振付は“あの”T先生にお願いしているなどとのことだった。
それを聞いた私は、
『来年の祭りは、是非ともこのチームで参加したい 』
と思い、翌年春から始まった練習に加わったのだった。
この年も、M巨匠()に楽曲を作ってもらうなど準備万端の筈だったのだが…思うようにメンバーが集まらなかったためなのか…その後しばらくして、Wさんからの、練習日や練習場所を知らせるメールがパッタリ途絶え、結局福井の祭り本番に、このチームの姿は無かった
そのため、私と同様に、Wさんも寂しい夏を過ごしているのだろうかと思っていたのだが……
新京橋プラザでやまももおばさまとお会いした時に、Wさんが「帯屋町筋」チームに参加しているとやまももおばさまに聞かされて、私は唖然となった
実はWさんは、前年の年の瀬に「やまもも工房」を訪れてやまももおばさまにもお会いしていた
クリッククリック (やまももおばさまのブログ「クリスマスイブ」2006.12.24参照)
以後、「土佐のおきゃく」でもお会いしたりしていたようで、そのため、やまももおばさまもWさんをご存知だったのである
写真は「とらっく」です。帯屋町アーケードにて。
『福井からよさこい祭りを見に行った』とか、『福井のチームがよさこい祭りに参加した』とかいうのは、これまでにも聞いたことがあったが、
高知の有名チームに福井から参加した人がいるというのは、
私が知る限りでは (ここ、特に強調)
初めてだった。
正調よさこい鳴子踊りを踊るチームや、飛び入り参加OKのチームと違い、高知の有名チームでフォーメーションのとれたハイレベルな踊りを踊るには、どうしても高知での練習が欠かせない(と思われる)。
実際、「ほにや」チームの練習には、かおるんさんやそねちさんも週末高知まで通っていたそうだし、「とらっく」などのチームも高知県外から多くの踊り子が練習の時から参加していると、私は聞いていた。
写真は我が家が大ファンの「ほにや」の堤氏&高橋氏
ということは、「帯屋町筋」の練習にも、福井から高知まで行ってずっと参加していたのだろうか……。
私はWさんの行動力の凄さに、内心舌を巻いていた。
「帯屋町筋」は、よさこい鳴子踊りの曲のエッセンスを随所に織り込み、和と洋をうまく融合した楽曲に合わせ、楽しくかつ変化に富んだ踊りを披露していた。
じっくり目を凝らして見ると、踊り子の隊列のやや後ろの方で、たしかにWさんは生き生きと踊っていらっしゃった。
私は一生懸命手を振ってアピールしたのだが、案の定気付いていただくことは出来なかった(苦笑)
踊り子の隊列の後ろでは、小さな子供達が保護者らしき大人と一緒について歩いていた。
『この子たちも、将来は「帯屋町筋」の踊り子さんになるのだろうか…』
私は微笑ましく思いながら、その様子を眺めていた。
と、ここでアーケードの照明がさらに薄暗くなった。
そして、「帯屋町筋」の後ろに続いているチームは、もはや1つしかなかった。
私はこの日の、祭りの日程が全て終了したことを悟り、最後のチームが眼前を通り過ぎるのを見届けて、帯屋町のアーケードから立ち去ったのであった。
※その13「南国土佐を後にして」に続く
写真は「ほにや」後夜祭にて。
楽しく読ませていただいております
始めにお断りを入れておきますが、今回は写真がないので、うちの写真の中から適当に選んで入れてみました。
主人が撮ったボツ写真集からのピックアップ
文章とはあまり関係ありませんが、ご承知おきくださいね
7/27 追記 ☆彡
お写真、送ってくださったので追加しておきました
帯屋町のアーケードの夜でも明るい照明の下、目の前で繰り広げられている「よさこい絵巻」に、私はすっかり酔いしれていた。
まさに夢心地だった私は、この時間が永遠に続くような錯覚に陥ってさえいたのだが…
突然、アーケードの照明がフッと薄暗くなった。
ハッとして、思わず上を見上げた私は、夢心地の気分から覚めた。
そして、この日の祭りの日程がもうすぐ終わることを悟ったのだった。
と、そこへ前面に2つの大きな提灯をぶら下げた地方車が、向こうからやってくるのが見えた。
『「帯屋町筋」だ!!』
有名どころのチームは、時間的にもう見ることは出来ないと内心あきらめかけていたが、「一日の踊り納めは地元で」ということだろうか。
とにかく、この日最後の、有名チームの思いがけない出現に、私は大いに喜んだ。
「帯屋町筋」の地方車は渋い色使いで、サイドには松が描かれていた。
地方車の傍らでは、スタッフが「帯筋」団扇を沿道の人々に配っていて、私も団扇をゲットできたのは前述したとおりである(笑)。
また、衣装は今年も、このところ続いている赤、白(クリーム?)、紺色の組み合わせに独特の「帯筋」マークが入っているものだった。
写真は追手筋での「帯屋町筋」
そして、実はこのチームには、私にとってのサプライズがあった。
なんと、この中に福井から参加しているメンバーがいたのだ
前年の福井の祭りで私がスタッフとして動いていた時、洗練された踊りといい、「ヂャッ、ヂャッ」と見事にうち揃った鳴子の音といい、よさこい節とイッチョライ節が見事に融合した楽曲といい、他のチームとは明らかにひと味違う、高知テイストに満ちあふれたチームを見かけ、私は思わず目を見張った。
後日、そのチームの代表の方であるWさんにお会いして話を伺ったところ、やはり高知のよさこいが好きで、それが嵩じてとうとう自らチームを立ち上げ、振付は“あの”T先生にお願いしているなどとのことだった。
それを聞いた私は、
『来年の祭りは、是非ともこのチームで参加したい 』
と思い、翌年春から始まった練習に加わったのだった。
この年も、M巨匠()に楽曲を作ってもらうなど準備万端の筈だったのだが…思うようにメンバーが集まらなかったためなのか…その後しばらくして、Wさんからの、練習日や練習場所を知らせるメールがパッタリ途絶え、結局福井の祭り本番に、このチームの姿は無かった
そのため、私と同様に、Wさんも寂しい夏を過ごしているのだろうかと思っていたのだが……
新京橋プラザでやまももおばさまとお会いした時に、Wさんが「帯屋町筋」チームに参加しているとやまももおばさまに聞かされて、私は唖然となった
実はWさんは、前年の年の瀬に「やまもも工房」を訪れてやまももおばさまにもお会いしていた
クリッククリック (やまももおばさまのブログ「クリスマスイブ」2006.12.24参照)
以後、「土佐のおきゃく」でもお会いしたりしていたようで、そのため、やまももおばさまもWさんをご存知だったのである
写真は「とらっく」です。帯屋町アーケードにて。
『福井からよさこい祭りを見に行った』とか、『福井のチームがよさこい祭りに参加した』とかいうのは、これまでにも聞いたことがあったが、
高知の有名チームに福井から参加した人がいるというのは、
私が知る限りでは (ここ、特に強調)
初めてだった。
正調よさこい鳴子踊りを踊るチームや、飛び入り参加OKのチームと違い、高知の有名チームでフォーメーションのとれたハイレベルな踊りを踊るには、どうしても高知での練習が欠かせない(と思われる)。
実際、「ほにや」チームの練習には、かおるんさんやそねちさんも週末高知まで通っていたそうだし、「とらっく」などのチームも高知県外から多くの踊り子が練習の時から参加していると、私は聞いていた。
写真は我が家が大ファンの「ほにや」の堤氏&高橋氏
ということは、「帯屋町筋」の練習にも、福井から高知まで行ってずっと参加していたのだろうか……。
私はWさんの行動力の凄さに、内心舌を巻いていた。
「帯屋町筋」は、よさこい鳴子踊りの曲のエッセンスを随所に織り込み、和と洋をうまく融合した楽曲に合わせ、楽しくかつ変化に富んだ踊りを披露していた。
じっくり目を凝らして見ると、踊り子の隊列のやや後ろの方で、たしかにWさんは生き生きと踊っていらっしゃった。
私は一生懸命手を振ってアピールしたのだが、案の定気付いていただくことは出来なかった(苦笑)
踊り子の隊列の後ろでは、小さな子供達が保護者らしき大人と一緒について歩いていた。
『この子たちも、将来は「帯屋町筋」の踊り子さんになるのだろうか…』
私は微笑ましく思いながら、その様子を眺めていた。
と、ここでアーケードの照明がさらに薄暗くなった。
そして、「帯屋町筋」の後ろに続いているチームは、もはや1つしかなかった。
私はこの日の、祭りの日程が全て終了したことを悟り、最後のチームが眼前を通り過ぎるのを見届けて、帯屋町のアーケードから立ち去ったのであった。
※その13「南国土佐を後にして」に続く
写真は「ほにや」後夜祭にて。
すみません、調べてみたらコメント内の修正はできませんでした。
(削除するとかしかないようです)
なので、このままにしておきますね。
でも絵文字、そんなに気にならないので大丈夫ですよー
大変申し訳ありません。
普通に読めば、私も「私が知る限りでは」が強調されていると思ったのですが、文章的に強調するのは、アノ部分じゃないかと思ってしまいました。
修正しておきました。
ごめんなさい
やまももおばさま
ヾ(@^▽^@)ノわはは
純粋に高知大好きでーす
早く夏にならないかなー
wさんとは今はもしかしてトリデさんより私のほうが沢山会ってるかもしれません
本当にその行動力には頭が下がります。
純粋によさこいも高知も愛してやまないって方ですよね。
あら、ゆみたかさんたちもそうだわ
↓
○セントラルグループ
「高知の有名チームに福井から参加した人がいる」
ではなくて、
「私が知る限りでは」
だったのですが……
昨年よりもっと前に、福井から「セントラルフループ」とか「十人十彩」あたりに参加した人がいないとは言い切れなかったものですから…
(「ほにや」にはまだ、福井からの参加者はいないですよね)
ちなみにWさんの娘さんは今年、「帯筋ジュニア」からよさこいデビューするそうです。