一反百姓「じねん道」【百姓の100章】『農的ワークライフバランス』実践と研究日記@斎藤博嗣&裕子*4人家族(夫婦子供2)

2005年、東京から茨城の農村へ夫婦で移住し新規就農。
こども百姓「じねん童」2人と共に、家庭自給生活を自学自習中

学生のTさんと6月7日(日)“つくいち”で・・・

2009年06月08日 | 一反百姓「じねん道」斎藤ひろつぐ&ゆうこ

学生のTさんと6月7日(日)“つくいち”で・・・
貴重なご縁を、ありがとうございました。
写真も撮って送って頂きました。

以下Tさんから頂いたメール文(許可をもらって)そのまま。
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昨日はお忙しい中、お時間を頂き、
本当にありがとうございました。

イメージしていた通り、いやそれ以上に、
温かく、穏やかで、幸せそうな斎藤様ご夫妻に接し、
新しい“生き方・生きる姿勢”を見せて頂いた気が致します。


今日、研究会の人達と一緒に
甘夏と菊芋チップスを頂きました。 
甘夏は、みんな「おいしい!」といって、
すぐに食べ終わってしまいました。
菊芋チップスは、初めて体験する味で、
香りと味にみんな驚いていました。
乾燥させたことで旨みが凝縮されていて、
噛めば噛むほど甘味が出てきますね。
私は好きです♪


昨日、お二人にお目にかかり、お話を伺って、
自分の考えが180度変わるような、衝撃を受けました。
前回送ったメールに書いたように、
私は、科学技術(IT)による計測で
自然農法の良さを科学的に証明し、
自然農法をもっと多くの人に伝えたい、と思っていました。
しかし、お話を伺って、
自然は計測して定式化できるようなものではなく、
また例えそれが実現したとしても、
その“マニュアル”を読みながら農業を行うのは、
逆に自然農法から離れていくことなのだ、と気付きました。
又、斎藤さんが仰っていた、
「伝えようとするのではなく、伝わるものを」
というお言葉が、すごく印象に残りました。
確かに、自分で実践していない人が、
声を大にして訴えたものよりも、
自身の背中(姿)から、相手が感じとったものの方が、
より強く、長く、確かに伝わっていくものだと思います。


自然農法との関わり方を、もう一度考え直してみようと思います。
ただ、正直、悩むところはたくさんあります。
お二方も仰っていたように、
何よりもまず自分で実践することが必要だと思います。
そして始めるなら、なるべく早い方がいい。
しかし自然農法は、農業だけでなく、
生き方すべてに関わるものだと思います。
自分は本当に、40年、50年と、
変わらぬ気持ちで農業をやり続けられるのか。
何を我慢でき、どこまで“欲望”を抑えられるのか。
自分は何を一番大切に想い、どんな人生を歩みたいのか。
自分ときちんと向き合い、
答えを出さなければならないと思います。

このような機会を与えてくださった斎藤さん御夫妻に、
心より御礼申し上げます。
またご迷惑でなければ、ご指導ご鞭撻のほど、
宜しくお願い申し上げます。


ご紹介いただいた、今週末の記念パーティー、
伺ってみようと思います。
(まだお返事はいただいておりませんが。)
まずは足を運び、自分の五感で感じて、
自分が求めるものを確かめてみようと思います。


まもなく梅雨入り。
涼しい日が続くことと思いますが、
風邪などお召しにならないよう、
どうかお大事にお過ごし下さい。


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