一反百姓「じねん道」【百姓の100章】『農的ワークライフバランス』実践と研究日記@斎藤博嗣&裕子*4人家族(夫婦子供2)

2005年、東京から茨城の農村へ夫婦で移住し新規就農。
こども百姓「じねん童」2人と共に、家庭自給生活を自学自習中

報告:じねん道・博嗣ゲスト登壇@2014年11月25日「日本の政策にも小規模家族農業支援を」参議院議員会館

2014年11月25日 | 一反百姓「じねん道」斎藤ひろつぐ&ゆうこ

日本の政策にも小規模家族農業支援を

フランス農業開発研究国際協力センター(CIRAD)の研究者を囲んで

2014年11月25日(火) 参議院議員会館



<動画>日本の政策にも小規模家族農業支援を@参議院会館(2014.11.25)
http://www.youtube.com/watch?v=lbh9NBhkh2o&feature=player_detailpage

 


茨城からはるばる永田町へ行ってきました。
冠婚葬祭以外12年ぶりにスーツを着て!
(職務質問など止められるのを避けるため?)



■参加ゲスト(写真左から)
●印鑰 智哉さん:オルター・トレード・ジャパン(ATJ) 政策室室長=司会
●関根佳恵さん:愛知学院大学教員
●山田正彦さん:元農林水産大臣
●山本伸司さん:パルシステム生活協同組合連合会 理事長
●真嶋良孝さん:農民連副会長
●森下麻衣子さん:(特活)オックスファム・ジャパン  アドボカシー・オフィサー
●斎藤博嗣(さいとうひろつぐ):一反百姓「じねん道」
     

 

■コメンテーター(写真左から)
●ジャン・ミッシェル・スリソー(Jean-Michel Sourisseau)さん
フランスの農業開発研究国際協力センター(CIRAD)の上席研究員。社会経済学者。
家族農業とその戦略やパフォーマンスについて研究している。
編著書『家族農業と来たるべき世界』が、その英語版『Family Farming and the Worlds to Come』とともに近刊予定。
●大村 キャロライン 祐子さん:NGOピースボート 国際部コーディネーター=通訳
●ピエール・マリー・ボスク(Pierre-Marie Bosc)さん:
フランスの農業開発研究国際協力センター(CIRAD)の上席研究員。
2013年に国連世界食料保障委員会(CFS)の専門家ハイレベル・パネルルが発表した報告書
『食料保障のための小規模農業への投資』の執筆では、研究チームの代表として指揮をとった。





「画家になるより、画中の人になろう」
あなたも、ミレーに、ゴッホに、種まく人に・・・・。
今年(2014年)最後の種まきは「参議院会館」となりました。
来年(2015年)は「地球市民皆農運動」スタートの年です!!

   

   

   

前日24日の立教大学セミナー及び今回の参議院会館での報告会開催の運営に関わったメンバー
ご協力下さった皆さんに感謝申し上げます。

★写真提供:奥留遥樹さん、吉田美佐子さん、斎藤博嗣

録画記録 都市生活者の農力向上委員会
*日本の政策にも小規模家族農業支援を@参議院会館:撮影取材記録
http://www.blog-headline.jp/agriability/2014/11/post_250.html


■■編集後記■■■■■■■■
山田正彦さんにも、じねん道編集した、福岡正信著『緑の哲学 農業革命論 自然農法 一反百姓のすすめ』をお渡しし、なんと、山田さんからもご著作『「農政」大転換』(宝島社新書)を頂きました!!



   

 

    


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日本の政策にも小規模家族農業支援を

フランス農業開発研究国際協力センター(CIRAD)の研究者を囲んで
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■日時 
2014年11月25日(火) 午後14:00~16:00
*通行証配布は参議院議員会館1階で1時30分から55分まで
■場所 
参議院議員会館 地下1階 B101会議室
■共催 
オルター・トレード・ジャパン、(特活)オックスファム・ジャパン(調整中)
■協力 
有機農業推進議員連盟

国連は、2014年を国際家族農業年と定めました。この背景には、2008年の世界的な食料危機を経て、大規模機械化農業推進ではこれからの世界の飢餓問題、さらには気候変動問題に対処できないという危機感があります。

世界食料保障委員会(CFS)の専門家ハイレベル・パネルは、2013年に『食料保障のための小規模農業への投資』という報告書をまとめ、その中で小規模農業が果たしている多様な役割に注目し、その重要性を訴えています。

国際機関の発表のみならず、たとえば、ブラジルは2012年にアグロエコロジーと有機農業生産政策を採用し、小規模家族農業支援に着手していますし、インドは今年、有機小規模生産農家を支援するアグロフォーレストリー政策を発表しました。フランス政府は若い人びとが小規模有機農業に参加することを支援するための農業未来法を成立させています。

こうした動きに対して日本はどうでしょうか? 日本でもこうした世界の動きを参考に、日本の国内農業政策や海外援助政策を考えていく必要があると考えます。

この度、世界食料保障委員会(CFS)の専門家ハイレベル・パネルの報告書『食料保障のための小規模農業への投資』の研究チーム代表らが、11月下旬にフランスから来日します。このチームに日本から参加している研究者らとともに、こうした国際的潮流の意義を考え、日本の政策をどのように変えていくか、議論していく場を設定しました。

世界の動きを学びながら、私たちは日本で何をしていくべきかをじっくりと考える機会としたいと思います。ぜひ、この会にご参加いただけますようお誘いいたします。

■参加ゲスト

●ピエール・マリー・ボスク(Pierre-Marie Bosc)さん
フランスの農業開発研究国際協力センター(CIRAD)の上席研究員。サハラ砂漠以南のアフリカにおける農業イノベーションや農業開発に関する研究を中心に手がける。2005年には、農業生産者組織が自然資源の管理において果たす役割について、著書を発表。これまで、家族農業とグローバリゼーションに関する研究プロジェクトに複数、参加している(1998年、2002~2004年)。国連食糧農業機関 (FAO)、国際農業開発基金(IFAD)およびフランスが連携して組織する世界農業ウォッチ(World Agricultural Watch International Initiative)の立ち上げに関わり、現在はその科学者コーディネーターを務める。2013年に国連世界食料保障委員会(CFS)の専門家ハイレベル・パネルルが発表した報告書『食料保障のための小規模農業への投資』の執筆では、研究チームの代表として指揮をとった。

●ジャン・ミッシェル・スリソー(Jean-Michel Sourisseau)さん
フランスの農業開発研究国際協力センター(CIRAD)の上席研究員。社会経済学者。家族農業とその戦略やパフォーマンスについて研究している。編著書『家族農業と来たるべき世界』が、その英語版『Family Farming and the Worlds to Come』とともに近刊予定。

● 関根佳恵さん(愛知学院大学教員)
国連世界食料保障委員会(CFS)の専門家ハイレベル・パネル『食料保障のための小規模農業への投資』の執筆に日本から参加。専門は農業経済学。バナナ・ビジネス大手の多国籍企業ドール社の事業について調査・研究などにも携わる。

●真嶋良孝さん(農民連副会長)
国際的農民運動を展開するビア・カンペシーナの日本組織・農民運動全国連合会の副会長。著書に『いまこそ、日本でも食糧主権の確立を!』本の泉社、2008年がある。

●山本伸司さん(パルシステム生活協同組合連合会 理事長)
日本生活協同組合連合会 常任理事、社会福祉法人ぱる 理事・評議員、一般社団法人互恵のためのアジア民衆基金 理事、NPO日本有機農業生産団体中央会 理事

●斎藤博嗣さん(さいとうひろつぐ):一反百姓「じねん道」
2005年東京から茨城の農村へ移住。一反百姓「じねん道」の屋号で、
妻と子供2人の家族と共に世界一小さい百姓(One Field Farmer)を実践中。
農的ワークライフバランス研究家、T&Tオルタナティブ研究所研究員。
福岡正信著『緑の哲学 農業革命論~自然農法 一反百姓のすすめ~』(春秋社)の編者。

●山田正彦さん(やまだまさひこ) 元農林水産大臣
1942年長崎県五島生まれ。早稲田大学第一法学部卒業。元農林水産大臣。弁護士。
司法試験合格後に五島で牧場を経営。次いで法律事務所設立。1993年衆議院選挙に初当選、2012年まで5期15年を務める。民主党次の内閣ネクスト農林水産大臣、ネクスト厚生労働大臣、衆議院農林水産委員会委員長などを歴任。2009年政権交代し民主党鳩山内閣で農林水産副大臣、菅内閣で農林水産大臣。その間念願の農業者個別所得補償を実現する。TPPに反対し先頭に立って活動、現在に至る。
著書に『輸入食品に日本は潰される』(青萠堂)、『アメリカに潰される!日本の食―自給率を上げるのはたやすい!』(宝島社)、『中国に「食」で潰される日本の行く末』(青萠堂)、『小説 日米食糧戦争 日本が飢える日』(講談社)、『口蹄疫レクイエム 遠い夜明け』(KKロングセラーズ)、『「農政」大転換』(宝島社)、『TPP秘密交渉の正体』( 竹書房新書)、など多数。

●森下麻衣子(もりしたまいこ)氏:(特活)オックスファム・ジャパン  アドボカシー・オフィサー
慶応義塾大学法学部法律学科卒業。外資系投資銀行を経て、国際交流を手がけるNGOの開発教育プログラムに従事。2010 年より現職。途上国の貧困問題にまつわる様々な政策課題について、日本政府へのアドボカシー(政策提言) やメディアへの情報発信を担当。主な担当分野は、食料、農業、土地収奪、気候変動など。2012年末よりモザンビー クにおける日本の大規模農業開発事業であるプロサバンナに関する調査提言活動に他団体とともに携わる。


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