法昌寺 kokoniari

北緯45度にある小さなお寺より発信

世界湿地の日記念 冬森探検

2015-02-12 | 日校
久しぶりの日曜学校。
3名の子どもと若者ヤマちゃんが参加です。
まずはみんなでお勤めです。
お経は「十二礼(じゅうにらい)」。



お勤めのあとは法話に耳を傾けました。

さて、いよいよ外遊びです。
この日は子ども用の新品スノーシューが玄関にありました。
今までのはちょっと古くて履きにくかったスノーシュー。
しかも、せっかく履いても、すぐに脱げたし
スノーシューが嫌いになった人もいましたね。

新しいのは靴にしっかりフィットし、歩きやすい!
さっそく隣の森へ出かけました。
森へ入るなり木に大きなコブのようなものを見つけました。

「なんだろね?」
「なんだろう?」
「何かの巣かもしれないよ。」
「キノコの仲間じゃない?」
「ただ腐ってるんじゃない?」
「木から生えてきたのかな。」
「土の匂いがするよ。」
「下にも上にもあるよ。」
「あ、あっちにも!」

みんなの推理は尽きません。


少しずつ森の奥へと歩きます。

「あ!鳥の羽。」

写真では見にくいけど、間違いなく鳥の羽です。
ふわふわしています。胸あたりの羽でしょうか。

「どうして、ここにあるのかな。」
「やっつけられたのかもよ。だって小さな羽だもん。」
「足あとがあるよ」。
「こいつのせいかも。」

またまた子ども達の推理がはじまります。
そうしてさらに奥へと進みました。


「うわ~何これ?」
「土みたいだよ」
「根っこ?」

そうです。これは木が倒れているのです。
その根っこの部分です。
何年も前に台風がきたときに風の通り道にあった木が
何本も倒れたのです。
 「あっちにもあるよ」
 「ほんとだ」
あちらこちら見て回ります。

コゲラが木をつついているのを見つけました。
立ち止まりじっとその様子をみんなで見ました。
カメラを向けた途端、逃げてしまいました。
あーあ。

「これはキツツキがつついた穴だよ、きっと。」

ヤマちゃんと一緒に穴を覗いてみました。
「あれ?向こうが見えた」
「これは、もう腐っているのかもしれないね。」と
ヤマちゃんが教えてくれました。

帰りは枝を拾ったり、実のようなものを拾ったり
花火のような枯れた植物を持ったりと
お土産がたくさん。



お寺に戻り、お昼ごはんです。
今日の精進スープは根野菜うどん。
みんな、おかわりしていました。



さて、午後からはみんなのリクエストで
キャット&チョコレート というカードゲームです。
これは自分でお話を作り危険を回避するというゲームです。
みんな、このゲームが大好きです。
限られたアイテムで作るお話しはそれぞれ独創的です。
また、ストリーテラーになっているときの子ども達の表情は
とても生き生きしています。
みんな、お話しが上手。
そして、話したいんだね。



その後はカルタ作り。
森に入ったことを思い出して、書きたい!と思ったことを書きます。
いろんな札ができました。
コブ、鳥、スノーシュー、木登り、、、。絵がとても楽しい~。
中でも面白かったのは
「ヤマちゃん、雪ぶつけられまくり」 という札。
ちゃんとヤマちゃんが逃げてる様子と雪玉が描かれています。
札ができあがり、カルタ取りです。

燃えますねぇ



今日の絵本はこれ!

森の中でもこんな足跡はなかったよねぇ。
ページをめくるごとに皆の推理が進みましたが、なかなか謎は解けませんでした(笑)
ワクワクドキドキする絵本でしたね。


最後に恩徳讃を歌って今月の日曜学校は終了です。


また遊びましょ



















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