法昌寺 kokoniari

北緯45度にある小さなお寺より発信

2500年前から続くバトン

2019-05-29 | 日校

(じ)

5月12日 参加者10名(小学生)

『花まつり』と『日曜学校』が同時開催です。

『花まつり』とは別名『灌仏会・かんぶつえ』とも言い
仏教を開かれたお釈迦様の誕生をお祝いする行事です。

日曜学校の子ども達はいつものようにお経を読み
法話(お坊さんがする仏様のお話)を聞きました。



法話のあとは『花まつり』の準備です。

皆で花御堂を飾ります。



お寺の婦人会の方々がみえました。

お勤めをし、行道
お釈迦様に甘茶をかけ、合掌






行道が終わると婦人会の方々と遊びました。
握手渡し・拍手渡し・ワードフラワーという3種類のゲームです。
保育園児の参加もあり笑いの絶えない時間でした。



おやつタイムに配られた白い箱。
中にはお菓子が入っていました。
甘茶も飲みました。甘さの中にあるほんの少しの苦みがあります。

法昌寺では50年近く花まつりをしています。
日本の仏教寺院、、いえ、世界のお寺でも『花まつり』は毎年、開催されています。
お釈迦様がお生まれになったのは今から2500年前。
誕生祝のバトンがずっとずっと渡され続けているのです。

花まつりのあとは、白い箱を手に野外散策。

箱に草花を詰めはじめる子ども達。
今の季節を詰めているということ。

季節箱!シーズンボックス!









本堂に戻り、箱の中身を詰め替えたりイラストを描いたりしました。






お弁当箱、石箱、いろんなシーズンボックスができあがりました。








花や石はお釈迦様が生きていた頃はどんなだったのでしょう。
石はまだ石ではなかったのか、それともやっぱり石だったのか。
同じ時期に花は咲いてたのか、違う花だったのか。
花なんて無かったのか・・・。
はるか2500年前に思いを巡らせてみました。


最後に恩徳讃を歌い、今月の日曜学校は終了。


























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