法昌寺 kokoniari

北緯45度にある小さなお寺より発信

君たちのふるさと

2012-06-23 | 日校
6月だというのに、なかなか気温が上がらず、朝晩はストーブをつける日もあります。
それでも、お寺の庭や原野にはいつも通りのお花が次々と咲きだしました。
そんな中、日曜学校がありました。
13名の子ども達が参加です。
お勤めはいつものように「らいはいのうた」。
前に出てお勤めをした子は5人。 ハイ!ハイ!と積極的に手を挙げ立候補したのですが、
いざ読経となると、あれあれあれ・・・・小さな小さな声になってしまいました
でも、だんだん調子があがり、うまくできました。
お坊さんの法話もみんなちゃっと聞いていましたね。

さて、遊びタイム!
本堂で、まずグーパー体操をし、それから庭に出ました。
ロープで道が作ってあり、木や地面や草花近くに何か隠してあるものを
探す遊びをしました。
いくつ探せたのか、見つけた数をこっそりjunkoさんに伝えます。
 6コ  
 8コ  
10コ
まだまだありますよ、とjunkoさん。
2回目、3回目となると、もうみんな真剣なまなざしです。
14コ と言ったこがいました。
最後はみんなで一緒に確認しながら歩きます。
ぬいぐるみ、しゃもじ、サングラス、ブラシ、、、、、 いろいろなものを見つけました。
全部で15コもありました。
 なぁんだ、という子もいれば 難しい~という子もいました。



まだやりたい~の声がありましたが、お昼ご飯を優先。
腹ごしらえをしなくちゃね。
探し物遊びはまた今度。



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午後からはサロベツ原野まで行きました。
移動にはいつもリヤカーを使います。
荷物も人もこれで運びます。

押したり、引いたり、乗ったりと役割交代を標識ごとにします。
標識に目がいきます。
ガソリンがかかりません。
電気もつかいません。
交代ができます。
寄り道できます。
う~ん、やっぱりGoodな乗り物だなぁ。



途中、道路わきに大きな蕗の葉をみつけました。
生えてる土手はやや斜めになっています。
茎もかなり太い!
それでも、蕗を抜きにかかる子ども達。
ひとり1本なんて決まりはないんだけど、マイ蕗をゲットしたいのか
誰もが一人で「うんとこしょ!」と全体重をかけて抜いています。


マイ蕗は日傘にしたり、リヤカーの幌(一人用ですが)に
したりと、なんだかとっても大事に使ってます。
みんな、こんなに蕗好きなんだぁ。
へぇ~




サロベツ原野国立公園に到着。
片道1.7㎞ありました。
水分補給し、これから木道を歩きます。
リヤカーは駐車場。

お天気が良くて、ホント気持ちがいいねぇ。
オレンジや紫、白、黄色、といろんな色のお花がたくさん咲いてます。
もちろん、緑がいっぱい。
そのなかに木道が1本ついてます。
1列になって、どこまでいけるか歩いてみよう。



木道はあちこち穴があいていたり、割れていたり
折れていたり、ボルトが飛び出していたりして
よくよく注意しないと危ないのです。
こんなに傷んだのは、どうも大雪が影響しているみたい。
板が流されているのもありました。
途中、小さな川があり、その上に木道があります。
魚がいるかもしれないね、と、立ち止まってみてみましたが
う~ん、見つけられない。
逃げちゃったかな。

背の高い草の中をしばらく歩くと、急に背の低い草ばかりになりました。
ひろ~い! 
すげ~!
わ~~~見えるぅ~~!
と歓声があがりました。

そっかぁ、君たちは大人より、ずっと見通しが悪かったんだね。
そんな中、歩いていたんだ。
だからこその歓声なんだねぇ。


展望台で休憩です。

そして折り返し。
今日はここまでです。

ちょっと疲れたので木道でひなたぼっこ。



広い広い空と緑の原野。
君たちはこんな故郷のことを 世界中に自慢していいんだよ。




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本堂に戻り、恩徳讃を歌って、今日の日曜学校は終了。
列車に乗って帰ります。



一駅の小さな旅。
これも日曜学校の楽しみのひとつです。


到着すると、お父さんやお母さんが迎えにきていました。





また来月 あそびましょ。







  


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