スポデューメン [リシア輝石] じつは 【 クンツァイト 】でした。 元町宝石店長のブログ

 

スポデューメン　[リシア輝石]　

じつは　

【 クンツァイト 】でした。　　

 

元町宝石店長のブログ－１８５６７

 

 

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スポデューメン　　じつは　【クンツァイト】　でした。



クンツァイト　６．９９ｃｔ

エクセル価格￥３７，０００



裸石の展示会で、自分の知らない宝石でも　

綺麗な物があるかな？　などと、物色していて、

ピンク色の　大きな石を、見つけたものです。



観ていると、角度により、
無色の部分とやや濃いめの紫色


が確認できた。

この特色を宝石学の上では

多色性と呼ぶそうである。



説明を受けると

Spodumene【スポデューメン】

という鉱物名で、

和名が　[リシア輝石]　と言う名前　だそうでして　

硬度は６，５～７，５だと言う。

何度もケースから出して　観ていても

飽きないほどの輝き、そして７ｃｔ位と


とても大きくて　ペンダントにしても、

リングにしても　観る方の心を　

和ませてくれる　石の力を感じまして

購入する事に成りました。



このきれいな石を　ご紹介に当たり　

あらたに、調べなおしたら、

宝石としての名前が二つもあるのです？


１》　【クンツァイト】・・桃色・・・Spodumene【スポデューメン】鉱物名

このピンク色のもの～濃い色のライラックピンクまで

幅広く美しい物を　宝石名として、【クンツァイト】と呼ぶ。


＊　これは発見者であり宝石学者のG・F・クンツ博士にちなんで

　　　　つけられた名前である。

＊　尚　このライラックピンク。この色の起因はマンガンによるものです。



２》　【ヒデナイト】・・緑色・・・Spodumene【スポデューメン】鉱物名

もうひとつの宝石が【ヒデナイト】と言い

エメラルドグリーンを放つものもある。

＊　この色の起因は、クロムによるものです。

しかし　こちらの緑色のヒデナイトは透明感は有りますが

良質な物がきわめて少なく、

あまり多くは流通していない宝石。

・・・・＊追伸＊・・・・

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