あるお婆ちゃんのお通夜。参列者は50人ほども。コロナ禍から解放されつつある中で、久しぶりの大人数だった。
この方は、元々は、近在の檀家さんの娘さんだった。実は、枕経の時に初めてこの事実を知った。他の地域から引っ越ししてきたときに、お世話になりたいということで、ご夫婦で挨拶に来られて以来、お付き合いをしている。
どうして宝泉寺と縁を結ぼうとされたのか、特には考えずにいたので、尋ねることもしなかった。
枕経の時、お婆ちゃんは◎◎家の長女なんですと、喪主から伺って、ビックリ。そういう縁で、宝泉寺に来られたのだと言うことが、やっと判明した。
もし生前中から知っていたら、昔話も出来ただろうにと、遺影を拝んだ。